男たちの熱気を間近で体感 静岡県磐田市で天下の奇祭「見付天神裸祭」開催

東京ウォーカー(全国版)

天下の奇祭と称される「見付天神裸祭」が、9月1日(土)~8日(日)の8日間に渡り矢奈比賣神社ほか磐田市内各地で開催される。

祭りに参加する氏子の心身を清めるための行事「浜垢離」写真は主催者提供


東海道遠州見付に古くから伝わる矢奈比賣神社の大祭で、矢奈比賣神社(見付天神社)の神様が、遠江国の総社である淡海国玉神社へ神輿に移され渡御する際に行われる。渡御に先立ち裸の群衆が町中を練り歩き、拝殿で乱舞することから「裸祭」と呼ばれている。

8日間にわたるお祭りでは、1日(土)の祭事始から始まり、御斯葉下ろし、4日(水)浜垢離、6日(金)御池の清祓い、7日(土)、8日(日)御大祭(宵祭・鬼踊り・おわたり・還御)と五穀豊穣を祈る祭りが繰り広げられる。

【写真を見る】拝殿で行われる激しい鬼踊り写真は主催者提供


最も盛り上がる御大祭では、裸に新ワラで作った腰蓑をつけた男たちの全28の祭組が、4つの集団を形成して街道を練り歩いた後に順次拝殿に集結する。オイショ、オイショという掛け声の中、拝殿の中で激しく乱舞する鬼踊りが繰り広げられる。

「見付天神裸祭」に出かけて、激しい男達の熱気を直に感じてこよう。

ウォーカープラス編集部

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