世界遺産「古都京都の文化財」の一つである下鴨神社(賀茂御祖神社)で8月17日(土)、「チームラボ」によるアート展「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ」が始まった。
今回で3回目となる同展は、アート集団チームラボが取り組んでいる「Digitized Nature」(自然が自然のままアートになる)がコンセプト。糺の森と下鴨神社の桜門内が、デジタルアートによって幻想的なアート空間に変わる。作品はコンピュータープログラムによって描かれ続けれているものや、来場者が触れると反応するものなど永遠に変化し続けるのが特徴だ。今回を規模を拡大して、川沿いに肖像群が歩き続ける絵巻のような作品も加えた。
初日は多くの人が来場。会場は撮影可能とあって、スマートフォンや一眼レフカメラで撮影する姿が目立った。
チームラボの猪子寿之社長は「去年の台風で森が被害に遭い、木が減ってしまった。展覧会を成功させて、売り上げの一部を森の再生に使えれば」と話していた。
■下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ 〈会期:〉2019年8月17日(土)~9月2日(月) 〈会場〉下鴨神社(賀茂御祖神社)京都府京都市 左京区下鴨泉川町59 〈時間〉18:30〜22:00(最終入場21:30) ※会場の混雑状況により変更することがあります。 〈入場料〉 平日1,300円 土日1,500円 ※小学生以下無料、20歳以上の保護者同伴が必要。
新城重登