【開催イベント情報付き】3分でわかる！今週末のJリーグ『全カード』の見どころ

スポーツの醍醐味はやっぱり生観戦。今回、ウォーカープラスでは、日本最大級のサッカーサイト「Goal.com(日本版)」に、“簡単にわかる”今週末開催の全カードの見どころを聞いてみた。教えてくれたのは、編集部の上村迪助さん。

鹿島アントラーズvsガンバ大阪 8月23日(金)19:00キックオフ@県立カシマサッカースタジアム

着々と追い上げて2位につけている連勝中の鹿島アントラーズが、5戦無敗も4戦連続で引き分けているガンバ大阪をホームに迎える一戦。この両クラブにはタイトルをかけて幾度も激突してきた歴史があり、今回も熱戦となりそうだ。夏の暑さのピークは過ぎ去ったが、Jリーグ屈指の熱いサポーターたちがスタジアムの温度を上昇させる。当日は「チキンラーメン」が先着15000名にプレゼントされるが、ピッチ上で“チキン”になる者はだれ一人いないだろう。

サガン鳥栖vsヴィッセル神戸 8月23日(金)19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム

アトレティコ・マドリー、リヴァプール、チェルシー、ミランといった世界トップのビッグクラブで活躍してきたサガン鳥栖FWフェルナンド・トーレスが、この試合を最後にピッチを退く。何の因果か、対戦相手はスペイン代表で数々の栄光を共に勝ち取ってきたMFアンドレス・イニエスタが所属するヴィッセル神戸。歴史に名を刻むストライカーの引退試合には、日本だけでなく世界中が注目する。

浦和レッズvs松本山雅FC 8月23日(金)19:30キックオフ@埼玉スタジアム2002

やや失速気味の浦和レッズは現在4戦勝利なし。しかし、対する松本山雅FCも10戦未勝利と輪をかけて厳しい戦いを続けている。ともに「戦う姿勢」を重視する指揮官の下で組織されたチームであり、このタフな対戦でプライドを示せるか否かが今後浮上していくためのターニングポイントにもなりそうだ。また、当日は来場者全員に「ベビースターポテト丸」のうすしお味がプレゼントされるが、試合の方はうす味にはならないかもしれない。

北海道コンサドーレ札幌vsFC東京 8月24日(土)13:00キックオフ@札幌ドーム

北海道コンサドーレ札幌は前節の清水エスパルス戦に8-0勝利と大爆発。FWジェイがハットトリックを記録すれば、MFチャナティップも2ゴール、DF福森晃斗が美しい直接FKを沈めるなど、すべてがうまくかみ合った末の大勝劇となった。対するFC東京は、首位を維持しているものの前節サンフレッチェ広島に0-1で敗北。悲願の優勝を成し遂げるためにも、連敗は回避したいところだ。また、札幌のホームで行われるこの一戦は「あいプランLOVE＆THANKSマッチ」と題されており、楽しいブースの各種や先着15000名にプレゼントされるオリジナルトートバッグが用意されている。

名古屋グランパスvs横浜F・マリノス 8月24日(土)18:00キックオフ@パロマ瑞穂スタジアム

攻撃的なフットボールを志向する両クラブだが、ここまでで結果が出ているのは5位の横浜F・マリノスのほうだ。とはいえ、9位の名古屋グランパスが4戦無敗と立て直しているのに対し、横浜FMは3連敗中と苦しい時期に差しかかかっている。横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督と日本人屈指の戦術家である風間八宏監督による采配合戦にも注目が集まり、攻撃の応酬が続く派手な試合になることが期待されるが、両守備陣の奮闘も光る試合になりそうだ。

ベガルタ仙台vs湘南ベルマーレ 8月24日(土)19:00キックオフ@ユアテックスタジアム仙台

当日は「2019VEGALTA SPECIAL DAY」として、なんと来場したベガルタ仙台サポーター全員にオリジナルユニフォームシャツが配布される。そして、その背中に印字されたその背番号は「12」。12番目の選手としてサポーターがスタジアムを仙台カラーに染め上げる。その圧倒的アウェイの中で戦うのは湘南ベルマーレだ。曺貴裁監督の指揮自粛が続き前節で連勝もストップと逆境の中にあり、今こそチームの底力が試される。

ジュビロ磐田vsセレッソ大阪 8月24日(土)19:00キックオフ@ヤマハスタジアム(磐田)

ジュビロ磐田はミッドウィーク中にフェルナンド・フベロ新監督の招聘を発表。スペイン・バルセロナ出身の同指揮官の名前のスペルは「Jubero」と、「Jubilo」への縁を感じさせるものとなっており、試合結果でも最適な人物であることを示したい。また、セレッソ大阪を率いるロティーナ監督もスペイン人であり、同国指揮官同士の対戦となる。再建に向けた一歩を踏み出そうとしている磐田は、強固な守備を誇る難敵C大阪を相手にどう立ち回るのだろうか。

松本山雅FCvs名古屋グランパス 8月18日(日)18:00キックオフ@サンプロ・アルウィン

9試合未勝利と絶不調を抜け出すことができていない松本だが、その間に複数失点を喫したのはわずかに二度。得点面に改善の必要があることは明らかだ。今節迎える名古屋グランパスも10試合連続未勝利だったが、前節川崎フロンターレを圧倒してついに3-0で勝利。松本よりも一足先にトンネルを抜け、得点が取れていなかった攻撃面でも改善を示した。ハーフタイムになんと200発の花火が打ち上げられるド派手なイベントが予定されているこの試合だが、松本は試合内容も派手にすることができるか。

サンフレッチェ広島vs大分トリニータ 8月24日(土)19:00キックオフ@エディオンスタジアム広島

リーグ折り返し前に調子を崩していたサンフレッチェ広島だったが、直近では9戦無敗で4位浮上と再び上位勢の争いに加わっている。確固たる自信を持った守備陣の待ち構えるゴール前はさながら要塞のようであり、一筋縄では攻略できない。大分トリニータにとっては、得意とするカウンターの形を作ることが困難な強敵であり、1つのミスが命取りとなる。また、スタジアムでは小中高校生の先着3000名に「オリジナルタオルマフラー」がプレゼントされる。

浅野祐介/ウォーカープラス編集長