スポーツの醍醐味はやっぱり生観戦。今回、ウォーカープラスでは、プロ野球に精通するライターの京都純典さんに、“簡単にわかる”今週末開催の全カードの見どころを聞いてみた。
中日vsヤクルト@ナゴヤドーム
・8月30日(金)18時
・8月31日(土)14時
・9月1日(日)14時
ともにクライマックスシリーズ進出が厳しくなったチームの対戦。今季は中日が11勝9敗と勝ち越しているが、ナゴヤドームでは4勝4敗の五分。ヤクルトの山田哲人は今季28回盗塁を試み、すべて成功。昨季から33回連続盗塁成功の日本記録を継続中だ。中日には強肩の加藤匠馬がいるが、どこまで記録を伸ばせるか。
阪神vs巨人@甲子園球場
・8月30日(金)18時
・8月31日(土)18時
・9月1日(日)18時
5年ぶりの優勝へのマジックナンバーが点灯した巨人。13勝6敗と大きく勝ち越している阪神から着実に勝利をあげておきたい。今季は甲子園で6勝2敗、チーム防御率2.58と阪神打線をよく抑えている。対する阪神は巨人戦で打率.326で、8月に入ってから打率.304(8月19日現在、以下同)と好調のマルテのバットに期待だ。
広島vs DeNA @マツダスタジアム
・8月30日(金)18時
・8月31日(土)18時
・9月1日(日)18時
首位巨人を追うチーム同士の対戦。今季は10勝10敗1分の五分だが、マツダスタジアムでは広島が7勝2敗と大きく勝ち越している。先発が予想されるDeNAの今永昇太は今季、広島に対し4勝0敗、防御率1.22と抑え込んでいる。
楽天vs日本ハム@楽天生命パーク
・8月30日(金)18時
・8月31日(土)18時
・9月1日(日)15時
今季の対戦成績は日本ハムの9勝10敗1分。楽天生命パークでは4勝4敗。日本ハムの近藤健介は今季、楽天に対し打率.371とよく打っている。ほかにも大田泰示が打率.316、4本塁打。楽天としては両選手の前に走者を置かないようにしたい。
西武vsソフトバンク@メットライフドーム
・8月30日(金)18時
・8月31日(土)18時
・9月1日(日)17時
展開次第ではソフトバンクに優勝へのマジックが点灯する3連戦。今季の対戦成績は西武の9勝11敗。メットライフドームでは3勝3敗。西武の山川穂高はソフトバンク戦で打率.286、9本塁打とリーグ内でもっとも打っている。マジック点灯か、西武の逆襲か、注目だ。
ロッテvsオリックス@ZOZOマリン
・8月30日(金)18時30分
・8月31日(土)17時
・9月1日(日)17時
・9月2日(月)17時
雨天中止の振替も含め、9月2日(月)までの4連戦。今季のオリックスはZOZOマリンで3勝4敗と負け越しているが、トータルではロッテに11勝7敗と勝ち越している。逆転のクライマックスシリーズ進出のためには最低でも勝ち越したい。
浅野祐介/ウォーカープラス編集長