数多くの飲食店が立ち並ぶ大須周辺。どの店に入るか迷ってしまう人も多いのでは?そこで今回は、東海の食通がおすすめする、晩ごはんにぴったりな上前津駅近くの名店を3つ紹介する。
モクモクと立ち上る煙に誘われて、つい寄り道
創業70年を迎えた焼鳥店「角屋(かどや)」(名古屋市中区)。戦前から戦後にかけて大須・上前津界隈でにぎわいを見せた屋台の雰囲気を今にとどめる。串の本数やドリンクに応じたプラスチックの札を数える会計システムなど、営業スタイルも昔ながら。
串焼き(1本 110円~)は、とん、きもなど10種類。甘めのタレで焼くものが多いが、塩も対応する。注文は2本から可能だが「手羽先」(330円)のみ1本でもOK。
■角屋 / 住所:愛知県名古屋市中区大須2-32-15 / 電話:052-221-9774 / 時間:17:00~21:30、日祝 16:00~21:00 / 休み:月曜
専用の薪窯で焼かれる、世界最高峰のピッツァ
「Pizzeria Braceria CESARI!!(ピッツェリア ブラチェリア チェザリ)」(名古屋市中区)は、世界チャンピオンにも輝いたピッツァ職人、牧島昭成氏の店。ナポリから直送される小麦粉やモッツァレラチーズを使ったピッツァを、専用の薪窯で焼き上げている。
この店で食べるべきは、牧島氏がナポリで最高評価を獲得した時と同じレシピで焼いた「ピッツァ ナポレターナ マルゲリータ エクストラS.T.G.」(1620円)。使用される水牛のチーズは、トマト、バジルとの相性が抜群だ!
■Pizzeria Braceria CESARI!! / 住所:愛知県名古屋市中区大須3-36-40 / 電話:052-238-0372 / 時間:11:00~15:00(LO 14:30)、18:00~22:30(LO 22:00) / 休み:水曜(祝日の場合営業)
桜エビのかき揚げで、見た目、味、香りがアップ
1897年に創業した「手打麺舗 丸一」(名古屋市中区)は、現在は手打ちのうどんときしめんにメニューを絞って営業。名古屋独特と言われる手打ちの技を受け継いだ4代目が腕を振るう。遠方からわざわざ足を運ぶ客も多いのだそう。
看板メニューのきしめんと桜エビのかき揚げがセットになった「桜天きしめん」(930円)がおすすめ。桜エビのかき揚げは、ほとんどの人がオーダーするほど人気で、ムロ節メインのツユに加えると風味が豊かになる。
■手打麺舗 丸一 / 住所:愛知県名古屋市中区上前津1-12-26 / 電話:052-322-3208 / 時間:11:00~15:00、17:00~20:30 / 休み:日曜・祝日
東海ウォーカー編集部