ユニークなパワースポットや、個性派グルメ。人間の五感に対して、刺激的な面白さを常に提供してくれる東海エリアだが、「こだわり過ぎて、マニアックさが怖おもしろい!」という“遊べる珍スポット”も注目だ。やしの実と人骨を展示する謎の博物館や、実物大のゾウのレプリカを展示する象園など、不思議なスポットが目白押しなのだ。
■展示物はヤシに人骨!?「道の駅 伊良湖クリスタルポルト やしの実博物館」(愛知・田原)
珍しいヤシの実や葉などの実物を展示する“やしの実博物館”。メインのヤシの実の他に、渥美半島の歴史や文化を紹介するコーナーも展開されているが、気になるのが展示の仕方だ。解説パネルとともに並べられている縄文人の人骨や頭蓋骨が、どうもメインのヤシの実より、お金が掛けられている雰囲気。「ヤシの実に人骨…」と、展示のラインナップにも少々首を傾げてしまうがそこはご愛敬。いろいろな種類のヤシの実がそろえられているので見応えは十分なのだ!
■レプリカかよ!「恵那象園」(岐阜・恵那)
「恵那象園」のシンボルは、等身大の恵那花子(ゾウのレプリカ)。本物さながらに檻の中に展示されていてリアルだが、実は約20年前に地元の人に譲ってもらったものなのだとか。当時はエアーを送ることによって動かすこともできたそうで、一層リアルだったことだろう。園長は「命ある限り続けます」と、涙ながらにゾウグッズ集めを誓っているが、現在、山道に立つプレハブにゾウグッズは約500点! ゾウに魅せられた園長自慢の品々は必見だ。
■幻のツチノコが!「つちのこ資料館 つちのこ館」(岐阜・東白川村)
想像上の生物・ツチノコの目撃例が多いことで有名な東白川村には、「つちのこ資料館」なるものも。目撃情報がパネルで紹介されていたり、ツチノコのレプリカを探せる体験コーナーなどが設置されていたりと、ドキドキ・ワクワク楽しめる仕掛けが用意されている。森の様子を再現した暗闇の体験室には、6体のツチノコが潜んでおり、シャーという鳴き声らしき音も流れているので、おっかなビックリ訪れてみては?
行けば必ず人に言いたくなる! そんな東海エリアの“遊べる珍スポット”で、ぜひ休日をエンジョイしてみて。【東京ウォーカー】