10月を迎え、秋の気配を感じる頃になってきた。日本の秋の風物詩といえば紅葉だ。奈良県が誇る紅葉の名所・奈良公園では11月頃から、ナンキンハゼ、カエデ、イチョウ、サクラ、ケヤキなどさまざまな木々が艶やかに色づく。社寺とシカ、さらに紅葉が調和する景色は格別だ。今回はそんな奈良公園と、その周辺の紅葉スポットをご紹介。
奈良公園/見頃:11月上旬~12月上旬
広大な敷地内にはさまざまな種類の広葉樹があり、表情豊かな紅葉が楽しめる。なんといっても木々の下に群れ遊ぶシカは、奈良公園でしか見られない光景。紅葉の名所となっている社寺や文化施設も隣接し、古都らしい情緒あふれる景観が広がる。公園東側にそびえる、高さ342メートルの若草山へのハイキングもおすすめだ。
■住所:奈良市登大路町ほか 時間:園内見学自由 休み:なし 料金:なし
絶景スポット 浮見堂
浮見堂は、春日大社から浅茅ヶ原園地の林を抜けた先にある水辺の憩いの場。風のない日には池の上に東屋と紅葉が映り込む絶景を楽しむことができるので、秋の奈良公園で絶対に訪れたい場所だ。疲れたら東屋の中で休憩しよう。
穴場スポット 春日山遊歩道
保護されてきた原始林が広がる春日山遊歩道。シーズンでも比較的人が少なく、ハイキングをしながら紅葉狩りが満喫できる穴場。夕日に照らされた幻想的な紅葉もおすすめだ。
奈良公園には紅葉の見所がいっぱい。11月になったらぜひ足を運んでみよう。
※情報は関西秋Walker2019より、2020年9月時点の最新情報に更新
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