SKE48の仲良しコンビが東海各所をゆるっと巡る連載「SKE48のアルイテラブル!2」。メンバーが歩いて、食べて、笑って、踊って(!?)…思わず笑顔になってしまう写真をたっぷりお届け!東海地方の魅力も再発見できちゃうぞ♪
今回は、8期生の仲良しコンビ“ゆづあみ”こと、石黒友月(ゆづき)と倉島杏実(あみ)が、読書の秋にぴったりのスポットを満喫!
2人が訪れたのは、愛知県半田市にある「新美南吉記念館」。「ごんぎつね」や「手袋を買いに」といった名作童話を生んだ新美南吉の貴重な資料や作品のジオラマなどが展示されている。
入館すると、新美南吉童話イメージキャラクター、ごん吉くんに遭遇。ごん吉くんは不定期に登場するそうなので、「会えるなんてラッキー!」(倉島)、「ポーズも決まってるね♪」(石黒)と、2人は早くも大はしゃぎ!
「見て!キツネの足跡があるよ」と、倉島がフロアに小さな足跡を発見。このキュートな足跡が、推奨見学ルートになっているそう。2人も、この足跡をたどって館内を進むことに。
常設展の「ごんきつねの世界」コーナーでは、新美南吉の代表作「ごんぎつね」にまつわる資料や写真のほか、作中の6シーンを再現したジオラマなどを展示。「教科書にも載っていた『ごんぎつね』。懐かしいな」(石黒)、「ジオラマは精巧に作られていて見応えがあるね」(倉島)。
続いて2人が見つけたのは、児童文学「おじいさんのランプ」の作中にある、ランプを木にぶら下げたシーンを表現した“ランプの木”。「優しい明かりがすごくきれい。ちょっぴり切ないストーリーだよね」(石黒)。
このほか、新美南吉が東京時代に下宿していた部屋や、「手袋を買いに」で子ギツネが買い物に行った帽子店の外観を再現した展示などがあり、さまざまな視点から南吉文学の世界を知ることができる。
また、館内にはキュートな子ギツネが7匹隠れているので、見学しながら探してみよう。「意外な場所に子ギツネがいるから、見つけるとテンションが上がるっ!」(倉島)。
図書閲覧室には、新美南吉の絵本や日本の児童文学に関する文献、郷土資料など約10,000冊の蔵書が並ぶ。「子供のころ、よく読んだ絵本もあったよ」(石黒)。
併設のcafe&shop「ごんの贈り物」には、新美南吉に関連する書籍やグッズに加えて、半田市の銘菓などがそろっている。「かわいいグッズばかりで迷っちゃうね」と、楽しそうにみやげを物色する2人。
最後は、カフェでご褒美のスイーツタイム♡ということで、石黒はコーヒーゼリーのパフェ、倉島はラズベリーソースのパフェ(各400円)をオーダー。「ほろ苦いコーヒーと、甘いクリームがちょうどいいバランス♪」(石黒)、「上に乗っているビスケットもおいしいっ!」(倉島)と、大満足の様子だった。
なお9月20日(金)から10月4日(金)は、「ごんの秋まつり」が開催。同館の周辺にある矢勝川沿い咲く約300万本のヒガンバナも必見だ!
※「ごんの秋まつり」期間中、カフェはテイクアウトメニューのみ利用可
取材・文=前田智恵美/写真=EDWARD.K/スタイリング=田本実代(OZ)/ヘアメイク=花井麻実(テクノクラート)