とろりとした食感で昨年ブームを呼んだ半熟スイーツ。名古屋の人気パティスリーによって新メニューが開発され、さらに広がりを見せている。
名古屋市千種区の「ブールヴァール・デ・ガトー 本山四谷通店」では、イートイン限定のメニューとして野菜を使ったココットを販売。なかでも人気の半熟ごぼうのココット(504円)は油で揚げてグラニュー糖をまぶしたゴボウと、さらに中にも粗くみじん切りした生のゴボウが入る。シャキシャキした食感に、クリームチーズとヨーグルトを入れプラスされた酸味のさっぱり感も最高だ。「少しお時間をいただくかもしれませんが、注文を受けてから1つずつ焼き上げています」と総料理長の吉倉正春さん。
名古屋市南区の「エスポワール ド オチアイ」ではクレープで包んだアップルポテト(368円)を販売。炊いたリンゴと練った蒸しサツマイモをクレープで包んだケーキだ。リンゴとサツマイモの甘味、さらに職人技の焼き加減が生み出すとろける口当たりも絶品。ストロベリーとブルーベリーもトッピングされ見た目もキュートだ。「こだわったのはリンゴとサツマイモの配分。両方の味と食感をバランスよく感じられますよ」とオーナーパティシエの落合輝彦さん。
舌ざわりも楽しい、これまでにない食感を試してみよう。【記事は「TokaiWalker Sweets Collection」に掲載】