9月20日にグランドオープンする大丸心斎橋店 本館に、北海道の定番おみやげ「白い恋人」を手がける石屋製菓が、関西エリア初の直営店「ISHIYA SHINSAIBASHI」をオープン。同店限定で発売される、吉本興業とのコラボスイーツ「Laugh & Sweets ゆきどけ」の発表会見が行われ、北海道出身のタカアンドトシと、吉本新喜劇座長のすっちー、酒井藍が登壇しその魅力を語った。
2011年、「白い恋人」をパロディして吉本工業が販売した「面白い恋人」を巡り石屋製菓が訴訟を起こしたが、13年には和解し円満解決に。会見では、石屋製菓の石水創社長と吉本興業ホールディングスの稲垣豊副社長が登壇し、笑顔で握手を交わし両社の“ゆきどけ”をアピール。
石水社長は、「6年前に訴訟を起こしましたが和解した際、すぐに吉本興業の役員の方が北海道まで謝罪に来られました。その時にはもう、『コラボ商品を出しませんか』とご提案いただきました。ただ和解の直後ということもあり、お断りさせていただきましたが、さすが商魂たくましいなと思いました。あれから6年の時が経ち、関西初の直営店の出店というこの機会に、『白い恋人』だけではない“ISHIYAブランド”の魅力を関西の人に知っていただきたく何かできないかと考え、“大阪には吉本さんがいらっしゃるじゃないか!”ということで、こちらからコラボを提案させていただきました」と、コラボ商品誕生のエピソードを明かした。
「Lough & Sweets ゆきどけ」(6個入り ¥1,620※税込)は、「ISHIYA SHINSAIBASHI」限定で販売される。しっとりと口どけのよい、白いチョコレートでコーティングされ、アーモンドの風味が香ばしいフィナンシェの中には、ほろ苦いキャラメルソースが凝縮されている。
「白い恋人」が発売された1976年に生まれたタカアンドトシのふたりは、いかに地元民に石屋製菓と「白い恋人」が親しまれているかを北海道愛たっぷりにトーク。コラボスイーツ「Laugh & Sweets ゆきどけ」を実食すると、「おいしい! これ、大阪限定なんですよね?北海道のみんなにも食べて欲しい!」と、嫉妬する場面も。
吉本新喜劇座長の酒井藍は、そのおいしさのあまり「1000個は食べれるで!」と大興奮。すっちーは、「ゆきどけ」をイメージして作られたパッケージのかわいさから、「これオカンが捨てられへんで、置いとくやつやな」と、大阪のオカンあるあるで笑いを誘った。
「ISHIYA SHINSAIBASHI」では、定番の「白い恋人」の販売は行わず「Lough & Sweets ゆきどけ」のほか、キャラメルや、北海道ワインなど多彩なチョコレートをサンドした「サク ラング・ド・シャ(12枚入り)」¥1,296~など、限定商品を販売する。
大西健斗