『ヱヴァンゲリヲン』のキャラクターデザイナーである貞本義行氏の完全監修で再現した“ヱヴァ制服”が登場し、話題となったCONOMiの『世界セイフク計画』。1月31日からネット予約が始まっている「第3新東京市立第壱中学校女子制服」と「真希波・マリ・イラストリアス制服」(各2万9400円)が、2月19日(土)から「CONOMi 原宿店」(東京・原宿)で店頭販売される。
“第壱弾”として制作されたのは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』ヴァージョンで、主人公の碇シンジや綾波レイが通う「第3新東京市立第壱中学校」の女子制服とイギリス出身のヒロイン真希波・マリ・イラストリアスが着ていた制服の2種類。それぞれMとLの2サイズ展開で、レイの制服が各25セット、マリの制服が各20セットの数量限定だ。
今回、制服ファッションカルチャーを提案している制服販売専門店「このみ」が制作したこともあり、コスプレ衣装とは違う細部にまでこだわったクオリティーの高さは、ファンのみならず、制服をファッションスタイルの一つとしてとらえている国内外の若い女性たちからも注目されているよう。初回生産分としてそれぞれ200着を用意していたが、ネット予約開始2時間で100セット以上の注文が入ったということからも、その人気の高さをうかがわせる。
「アニメの中では省略化されることが多い制服をどこまで再現できるのか…。非常に難しいところではありましたが、貞本さんと何度もサンプル品を確認しながら作業を進めました。その結果、制服専門店ならではの生地の選定や仕立ての技術を生かし、細かなデザインと機能性を併せ持つ本物の制服を作ることができたと思います」と話してくれたのは、副社長の横山豊子さん。「普通に制服として着てみたい」「かわいい」「とてもしっかりとした制服」と、“ヱヴァ制服”を実際に見た客の反応も上々だという。
“日本のSEIFUKUを世界に”というコンセプトに始まったこの企画。今、ヨーロッパやアジアの女子を中心に“日本の制服”がブームになっているということもあり、『ヱヴァンゲリヲン』と制服のコラボが、世界のファッションを“セイフク”する日も近いかも!? 現在、第弐弾の企画が動き始めているという同社の展開に注目だ。
「ちなみに“エヴァ制服”を着る勇気は…」という人もご安心を。「CONOMi 原宿店」の真向かいにある「Ane CONOMi 原宿店」では、普段街で着られるような制服をイメージしたかわいいアイテムも取りそろえているので、一度“オシャレ制服”を試してみては?【東京ウォーカー】