いま、豚骨がアツイ!福岡“豚骨ラーメン”の新店9選

九州ウォーカー

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我ら九州人に流れるのは、やっぱり豚骨DNA!名店の“THE 豚骨”を継承する新顔のほか、凱旋オープンの博多豚骨と、今年は豚骨の当たり年だ。

豚骨臭が芳しい昭和の味。新店の一杯が原点回帰を促す「駒や」


駒や / ラーメン(500円)。1日60杯ほどしか作らず、スープの出来に納得がいかない日は閉めてしまう


豚骨ラバーから熱視線を送られる、新店の最注目株。店主の倉田承司さんは開業前、同じ場所で鉄板焼き店を営んでいた。「最近、愛すべき“臭い”豚骨ってあまりないよね。そんな常連との会話がきっかけ」と倉田さん。幼少期に食べた“古の博多豚骨”をイメージし、独学で研究の末、皆に“昭和のラーメン”と称される味を編み出した。

駒や / ラーメン500円


ラーメンは500円。豚骨を砕かずゆっくりと炊き、白濁させるのではなく、骨粉をスープ全体に舞わせるのがこだわり。旨味を逃がさないよう、煮込み中は寸胴の蓋を極力開けず、骨がこすれ合う音で判断しながら、心地よい豚骨フレーバーのスープを取る。

駒や / 店内はカウンターのみ


[駒や]福岡市東区馬出2-5-7 / 092-292-9480 / 11:00~21:00(LO20:30)※売り切れ次第終了 / 月曜休み、不定休

豚+鶏+野菜で粘度あり。甘味系豚骨醤油に拍手「豚骨らぁめん 華一」


豚骨らぁめん 華一 / らぁめん550円(写真は煮玉子入り650円)


那珂川市・いちょう通り沿いにオープンし、同エリアのラーメン店としては遅い時間帯まで営業。550円~とコスパのいいラーメンは、豚骨、鶏ガラ、野菜の一本炊きの豚骨醤油スープ。醤油ダレを多めに張り、甘さや塩気、まろやかさをバランスよく仕上げる。麺は「製麺屋慶史」のものを使用。替え玉はストレート(100円)、縮れ(150円)が選べる。

豚骨らぁめん 華一 / 米やネギなどの食材の産地を貼り出す


[豚骨らぁめん 華一(はないち)]福岡県那珂川市五郎丸1-4 / 090-2716-9725 / 11:45~24:00(LO)、金・土曜~翌2:00 (LO) / 火曜休み

ラーメンの新たな可能性を感じる!「博多純系豚骨らーめん まんかい 天神親不孝通り店」


まんかい / 純とん(純系博多らーめん)760円


一風堂で約20年間修業を積んだ店主が大阪を独立の地に選び、“臭みがなく食べやすい博多豚骨”で人気店に。凱旋オープンのラーメン滑走路店に続き、福岡初の路面店を開業した。直径70㎝の巨大なスープケトルで約100㎏の豚骨を煮出し、濃密クリーミーな味わいを生む。「純とん」(760円)、「潮とん」(和風豚骨)、「トマとん」(トマト豚骨)の3種類が柱。

まんかい / カフェのような店内


[博多純系豚骨らーめん まんかい 天神親不孝通り店]福岡市中央区天神3-4-14 / 092-406-6811 / 11:00~23:00(LO) / 第1・3火曜休み

“八”の正統な継承店。焼飯とのセットがテッパン「らーめん陽八」


【写真を見る】らーめん陽八 / らーめん(580円)。チャーシューは脂身を削ぎ落した豚モモ肉を使う


久留米IC近くの名店「らーめん八」での修業を経て、“八”の称号を掲げることを許された。使う豚骨の部位はゲンコツのみ。約8時間煮込んで旨味を抽出し、別取りした背脂を合わせる師匠の手法を忠実に再現する。焼飯人気が高いのも、“八”系統の特徴だ。「唐辛子」と書かれた卓上の自家製辛味調味料をかけて、味の変化を楽しむのもいい。

らーめん陽八 / テーブル席はすべて板張りの小上がり


[らーめん陽八(ようはち)]福岡市博多区寿町3-2-1 / 092-592-7355 / 11:30~14:30、18:00~22:00 / 木曜、第3水曜休み

飲み干したくなるほどまろやか。正統派純豚骨に唸る「麺工房 ざん新」


ざん新 / ラーメン650円(写真は煮卵入り750円)


ラーメン歴20年以上の店主が開業。13時間かけて丹念に仕込む豚骨スープは、マイルドなコクと喉越しのよさが特徴で、つるりとした丸麺とも相性バッチリだ。豚骨をよりガツンと感じる「こってりラーメン(650円)」や、ラーメンに餃子が付く「ざん新セット(980円)」もある。夜は系列の焼鳥店「鳥ざん」の焼鳥も味わえる。

ざん新 / 年代問わず好評


[麺工房 ざん新]北九州市小倉北区京町2-7-7 ONOビルB1 / 070-7661-6954 / 11:00~15:00、18:00~23:00 / 日曜、祝日休み

兵庫、N.Y.でブレイクした話題の味が博多駅前にデビュー「麺屋たいそん」


麺屋たいそん / 濃厚豚骨煮卵入り750円


「2018 N.Y.ラーメンコンテスト」で優勝した、兵庫・加古川市「弦流(げんりゅう)」の系列店が登場。豚頭、ゲンコツの下処理を徹底し、髄から旨味を搾り出してクリーミーなスープに仕上げる。メニューは「濃厚豚骨」と「屋台風」の2本柱。麺は店主の修業先である「博多新風」に特注する。夜は一品料理をそろえ、麺酒場としても使える。

麺屋たいそん / 木目調の店内


[麺屋たいそん]福岡市博多区博多駅前3-12-3 / 電話なし / 11:00~23:00 / 日曜休み

泡立つ濃厚豚骨スープが小麦香る細麺を包み込む「麺屋 二極」


麺屋 二極 / 二極ラーメン650円


スタイリッシュな店構えが印象的な濃厚豚骨の店が誕生。大量の豚骨を長時間煮込み、熟成と追い炊きを繰り返した、きめ細かな泡が浮かぶくどさのない豚骨スープが自慢だ。豚骨の旨味をしっかりと感じる独自製法のスープとの相性を考えて選んだ麺は、極細の多加水麺。歯切れの良さとプリッとした食感を楽しめる。

麺屋 二極 / 半チャーハン+半餃子(450円)


[麺屋 二極(にきょく)]福岡県糟屋郡粕屋町内橋800-19 / 092-624-1024 / 11:00~21:30、金・土曜~22:00、日曜〜21:00(各LO) / 不定休

和風ダシが香る濃厚な味。煮干し入りの醤油ダレが効く「麺屋 我夢者羅」


麺屋 我夢者羅 / 半熟味玉ラーメン680円


野間にできた豚骨ラーメン専門店。割ったゲンコツと豚頭から旨味を搾り出し、最後に背骨を投入して炊くことでより芳醇になる。福岡の「ジョーキュウ醤油」と煮干しでタレを作り、仕上げにネギ油、鶏油で香ばしさを添えるのがポイント。19年8月より、一品200円~400円と手ごろな価格で楽しめる酒場メニューを追加している。

麺屋 我夢者羅 / カウンター、テーブル共に木目調で統一


[麺屋 我夢者羅(がむしゃら)]福岡市南区野間4-4-35 / 092-287-6836 / 11:00~15:00、17:00~24:00(LO23:30) / 不定休

老若男女に愛される天神北の博多豚骨「豚骨セワン」


豚骨セワン / ラーメン650円


気鋭の若手店主が正統派博多ラーメンを突き詰める。下処理を徹底し、じっくり炊き出す豚骨100%スープは、クリーミーでマイルドな味わいだ。フレッシュ感と臭みのなさを重視し、完成から24時間が経ったスープはすべて破棄するこだわりよう。しなやかなコシの細ストレート麺、福岡の醤油で味付けした豚バラチャーシューの旨さも定評あり。

豚骨セワン / 店内はL字カウンターのみ


[豚骨セワン]福岡市中央区天神4-1-23 ニューライフ天神1F / 092-771-8088 / 11:00~22:00※売り切れ次第終了 / 不定休

内藤太智

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