「ボンボンショコラ 東京コレクション2019」初開催!小山進と辻口博啓、2大シェフが語るボンボンショコラの楽しみ方

東京ウォーカー(全国版)

ANAインターコンチネンタルホテル東京で11月26日(火)、「ボンボンショコラ 東京コレクション2019」が初開催する。9月10日にプレス発表会が行われ、ゲストに小山進シェフと辻口博啓シェフが登壇した。

カカオの産地や銘柄によっても味は千差万別


ボンボンショコラとは、一粒サイズのチョコレートのこと。本イベントは、バリーカレボージャパン主催で行われる最新のボンボンショコラの発表イベントだ。小山シェフや辻口シェフをはじめとするショコラティエ5名の新作ショコラの開発背景やこだわり、ボンボンショコラへの思いを知ることができるほか、各トップシェフと交流しながらチョコレートビュッフェを楽しめる。日本では洋酒の入ったリキュールボンボンのイメージが強いボンボンショコラ。まだあまり知られていない幅広い魅力を、さまざまな視点から知ることができる内容となっている。

小山進シェフ(写真左)と辻口博啓シェフ(写真右)


11月のイベントに先立って行われた発表会では、小山シェフと辻口シェフの両名から、ボンボンショコラを楽しむポイントが語られた。

「ボンボンショコラはアートが入れ込める粒」と話す小山シェフ。「まず香りを楽しんでいただいた後、半分にきれいに切って、二回に分けて食べてほしい。一口目は断面から粒の中がどんな構成になっているか分かる範囲で見て味を試す。ショコラセットを一巡して、説明を受けてから二口目を食べると味わいが変わって感じたりする」と、順序の重要性を語った。

これを引き継ぐように、辻口シェフは目盛りがついたショコラ専用のカッティングツールを取り出し「ソムリエナイフの発達によって職業としてのワインソムリエが生まれたように、ボンボンショコラにもこういう(専用の)道具があることにより文化がさらに進化すると思っていて。目盛りがあるので、カットした時にボンボンショコラの断層がどうなっているかミリ単位で分かる」と、ショコラをより深く楽しめる道具を紹介した。

【写真を見る】一粒にさまざまな技巧がほどこされたボンボンショコラ


ボンボンショコラ 東京コレクション2019のチケットは1万8000円(税込)で、ボンボンショコラ東京コレクション 2019公式チケット販売サイトにて9月30日(月)正午より販売される。チケットは前売りのみで、予定枚数の上限に達し次第、販売終了となる。

10月1日から開催されるチョコレート・センセーション 2019ではチョコレート・アフタヌーンティーセットを楽しめる


また同ホテルでは、2019年10月1日(火)から2020年1月14日(火)まで、チョコレートをテーマにした祭典「チョコレート・センセーション 2019」も開催。こちらは40種類のスイーツとチョコレートやカカオを使用した14種類の軽食が楽しめるチョコレート・スイーツブッフェや、館内の「アトリウムラウンジ」でチョコレート・アフタヌーンティーセットが提供され、チョコレートに関するワークショップが会期中計21回開催されるなど、チョコレートのさまざまな魅力に触れられるもの。ボンボンショコラ 東京コレクション2019と合わせ、チョコレート好きには見逃せない2大イベントだ。

国分洋平

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