現在長崎では、1000軒以上の店でちゃんぽんが出され、その種類は千差万別。日本3大中華街の一つ・新地中華街にも老舗や実力店がひしめくが、ここでは、ちゃんぽんの始祖ともいえる「四海樓(しかいろう)」と、地元民にも昔から親しまれる店をピックアップ。
長崎屈指の老舗「四海樓」 / 長崎市松が枝町
2019年で120周年を迎えた、長崎屈指の老舗。ちゃんぽんを改良して作った“皿うどん”の元祖としても知られる。細麺を使ったものやそぼろ肉がたっぷりのる皿うどんなど、種類も豊富。
[四海樓]長崎県長崎市松が枝町4-5 / 095-822-1296 / 11:30~15:00、17:00~21:00(LO20:00) / 不定休
広東料理を学んだ先代が創業「紅灯記」 / 長崎市万才町
広東料理を学んだ先代が創業。たっぷりの白ネギと釜炊きのチャーシューを使ったネギソバが人気だ。魚介が贅沢なちゃんぽんと皿うどんも必食。夜はコースもある。
[紅灯記(こうとうき)]長崎県長崎市万才町3-2 / 095-826-3004 / 11:30~13:30(LO)、17:30~20:30(LO) / 日曜・祝日休み
昔からの味を守り続ける「天天有」 / 長崎市本石灰町
昭和初期ごろ、四海樓で修業を積んだ初代が「清海樓(せいかいろう)」として創業し、1946年に現在の店名となった。塩味が効いた特製チャンポン(1100円)をはじめ、昔からの味を守る。
[天天有(てんてんゆう)]長崎県長崎市本石灰町2-14 / 095-821-1911 / 11:00~14:30(LO)、17:00~20:00(LO) / 水曜休み
九州ウォーカー編集部