清水寺は10月13日(日)から10月14日(月・祝)にかけて「特別拝観『暗闇の清水寺 第二夜』〜二十四時の月待講〜」を行う。
同イベントは、今年5月12日に実施された「暗闇の清水寺〜千本のカーネーションで祝う お釈迦さまの誕生日〜」に続く企画で、京都 清水寺 奥の院(重要文化財)で10月13日(日)の真夜中に開催する。
月待講(つきまちこう)とは、民間信仰のひとつで、特定の月齢の日に仲間が集まり、飲食をともにしながら、月が出るのを待ち、経などを唱えて月を拝んだ日のこと。当日は、京都市内を一望できる清水寺の「西門」(重要文化財・通常非公開)の特別開門をはじめ、プラントハンター 西畠清順が生み出す「月下のインスタレーション」、そして森清顕師と西畠清順による特別対談「水〜産湯から死に水まで」が予定されている。
また、参加者は、この夜のために作られた清水焼の器にて、1200年に渡り流れ続ける音羽の滝の「金色水」も堪能できる。
観光客で賑わう日中の境内からは想像もつかない、静寂に満ちた暗闇の清水寺。一夜限りの満月の舞台を、貸し切り利用できる貴重な体験には事前予約が必要なので気になる人はチェックしてみよう!
篠田