今年も秋の風物詩、紅葉シーズンがまもなくおとずれる。千葉県内にもさまざまな紅葉スポットがあり、それぞれが夏とは全く異なる表情を見せる。今回はその中から、養老渓谷やもみじロードなど特におすすめスポット4カ所を例年の見頃時期と共に紹介する。ドライブやハイキングなどそれぞれの楽しみ方で紅葉を満喫しよう!
養老渓谷 / 例年の見頃時期:11月下旬~12月上旬
養老川上流の養老渓谷は、市原市朝生原から大多喜町粟又まで約7キロにわたる広いエリアで、ハイキングのメッカといわれている。色付いた山々を眺望できる大福山展望台、中瀬遊歩道や滝めぐり遊歩道といった川沿いの散策コースのほか、懸崖境・筒森もみじ谷などがあり、楽しみ方はさまざまだ。11月下旬~12月上旬には老川十字路周辺、粟又の滝、養老渓谷温泉街などでライトアップが行われる。
亀山湖 / 例年の見頃時期:11月中旬~12月上旬
四季の彩り豊かな亀山湖とそれを囲む自然公園。また、猪の川渓谷、七里川渓谷などのハイキングコースも魅力たっぷり。湖畔周辺や渓谷のモミジやイチョウ、ナラ、クヌギなど、鮮やかな紅葉が楽しめる。2023年11月18日(土)~12月3日(日)は、亀山オータムフェスティバル2023が開催。観光案内所が設置され、ハイキングやサイクリング、ボートでのクルーズなどのイベントが行われる。
もみじロード / 例年の見頃時期:11月下旬~12月上旬
志駒川に沿って走る県道182号(上畑湊線)は、通称「もみじロード」と呼ばれ、延長約10キロにわたって、約1000本のモミジが生い茂る県内屈指のモミジの名勝として知られる。見頃である11月中旬頃から、晩秋の木漏れ日の中、鮮やかな紅葉が堪能できる。2023年11月25日(土)・26日(日)・12月2日(土)・3日(日)は山中もみじ祭りが開催。地元産品や飲食物の販売、キッチンカーの出店などがある。地蔵堂の滝では、勇壮な滝の音と共に鮮やかな紅葉が楽しめ、山中区公民館周辺ではモミジを間近に見ることができる。
成田山新勝寺 成田山公園 / 例年の見頃時期:11月中旬~11月下旬
成田山新勝寺境内に広がる約16万5000平方メートルの大きな公園。四季折々の表情を楽しむことができる憩いの場として、成田山参詣者や市民から親しまれている。紅葉の見頃となる11月中旬から12月上旬には、色鮮やかに染まったモミジやイチョウ、クヌギなど約250本を観賞できる。特に、園内の成田山書道美術館周辺や竜智の池付近は紅葉の撮影スポットとして人気だ。池の水面に映し出された様子は雅やかで、時間がゆっくりと感じられ、勾配のある散策路では、足を進める度に目まぐるしく変化する風景を楽しむことができる。 2023年11月11日(土)~26日(日)は「成田山公園紅葉まつり」を開催。期間中の土日には演奏会や茶会なども楽しめる。
レジャーとともに紅葉が楽しめるスポットもある千葉県の紅葉。ぜひこの秋は千葉で紅葉を楽しもう。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。