食通が選ぶ!全国に誇る、名古屋の天ぷら

東海ウォーカー

天ぷらはチェーン店でも味わえる身近な料理だが、食材選びや技術など料理人の熟練度によって味も価格も大きく違う。今回は、東海の食通が選んだ、名古屋にあるコスパ抜群な名店を紹介する。

組み合わせは4通り!丼か定食スタイルを選択


名古屋市内の和食店などで経験を積んだ店主が2003年に「天ひろ」(名古屋市北区)を創業。名古屋市中央卸売市場、北部市場で目ききしたネタを、大豆の白絞油(しらしめゆ)とゴマ油をブレンドした油で香ばしく揚げていく。丼のタレは、つぎ足して作る万年ダレだ。

小さな店内にカウンター席、テーブル席、座敷を完備。県外など遠方からわざわざ足を運ぶファンも多い / 天ひろ


「上天丼ランチ」(1296円)は、天ぷらを2回に分けて出すため、丼2杯、丼と天ぷら定食、天ぷら定食と丼、天ぷら定食2回の4通りから好きなスタイルを選べる。このサービスは、2回に分ければ丼がネタでいっぱいにならず食べやすい、という店主のアイデアから生まれたもの。1回目と2回目は天ぷらの内容が違うので、1回の注文で2度楽しめる。

1回の注文で2度おいしい!「上天丼ランチ」(1296円) / 天ひろ


■天ひろ / 住所:愛知県名古屋市北区上飯田西町2-21 / 電話:052-917-2311 / 時間:11:00~14:00、17:00~21:00 / 休み:日曜、第4月曜

若い女性や美食家も虜。新感覚の洋風天ぷら


ソムリエの資格を持つ店主が営む「天ぷらとワイン 小島」(名古屋市中村区)は、ワインとの相性を考えた、独創的な洋風アレンジの天ぷらが充実。市場内という立地を生かした旬のネタをカジュアルに楽しめるので、幅広い年代の人がこぞって足を運ぶ。

市場内の立地を生かし、旬のネタをメニューに反映。季節の味を天ぷらに仕立てる / 天ぷらとワイン 小島


海苔を2枚重ねてイクラをトッピングした「海苔いくらカナッペ」(205円)と、チーズをたっぷりと削ってかける「パルミジャーノアスパラ」(313円)が、この店の2大名物。天ぷらのサクサクとした香ばしさが「グラスワイン」(490円~)と相性抜群だ。

【写真を見る】天ぷら×ワインが最高。「海苔いくらカナッペ」(右 205円)、「パルミジャーノアスパラ」(中央 313円)、「グラスワイン」(左 490円~) / 天ぷらとワイン 小島


■天ぷらとワイン 小島 / 住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-15-2 名古屋駅前柳橋中央市場 マルナカ食品センター / 電話:052-561-2666 / 時間:8:00~14:00、17:30~22:00、日祝 11:30~、16:30~21:30 / 休み:なし

※掲載している情報は、東海ウォーカー10月号(9/20発売号)のものを元にしています。消費税の変更に伴い、価格が変更している場合があります。ご了承ください。

東海ウォーカー編集部

注目情報