福岡市内には“旨くて辛い”個性豊かな精鋭がズラリ。その中から今回は、大名エリアのおすすめカレー店を5軒紹介する。
本場のシェフが腕を振るう正統派「Ceylon」
スリランカ生まれの店長が切り盛り。青菜のサラダ、野菜の炒め物など副菜5種がのるスリランカカレープレートと、ココナッツカレープレートを用意し、チキンか魚が選べる。特におすすめは辛さが際立つチキンだ。
「スリランカカレープレート チキン」(1058円)は、カレーはチキンが辛め、魚がマイルドな味わい。ライスか米麺が選べる。副菜と合わせながら食べよう。
[Ceylon(セイロン)]福岡県福岡市中央区大名1-13-12 大名ことうビル1階 / 092-724-3443 / 11:30~16:00(LO)、17:30~24:00(LO23:30)、土曜・日曜・祝日11:30~24:00(LO23:30) / 無休
混ざり合うことで一変!一期一会の味わいを体感「タマカレー」
ベトナムで2年暮らし、エスニックの真髄に触れた店主が営む。“味変”がテーマの「ダブル」(1080円)と「トリプル」(1380円)があり、共に野菜とココナッツを合わせたサンボルが混ざり、個性豊か。2019年7月に大名エリア内で移転した。
「トリプル」は3、4種のカレーを用意し、写真はチキン、豆、グリーンの3種がけ。サバ、トムヤムクンなど創作系も評判だ。
[タマカレー]福岡県福岡市中央区大名2-1-30 AIビルB館3階 / 電話なし / 11:00~16:00(※売り切れ次第終了) / 水曜休み
共通キーワードは香り!燻製&スパイスの二刀流「大名カレー 中村屋」
燻製と香辛料をかけ合わせた発想が斬新。店主はバーテンダーから転身し、独学でカレーのレシピを考案。果物、野菜の旨味、甘味が溶け出たカレーは、仕上げにかける粗引きスパイスで、刺激もしっかり。
「スパイスチキンカレー」(880円)のベースは旨味十分な鶏ガラスープ。特製のガラムマサラやハーブに一晩漬け込んだ鶏モモ肉のグリルもスパイシー。
[大名カレー 中村屋]福岡県福岡市中央区大名1-8-33 大名エイトビル1階 / 092-600-4648 / 10:30~15:30(※売り切れ次第終了) / 月曜休み
豊富な副菜に満足!素材が生きるスパイス系「スパイスカレー ボックス!」
土曜のみアパート前に掲げる看板が、営業中の印。チキンカレーは一緒に盛る副菜にもスパイスを効かせることで、極力塩分を控えめにした優しい味わい。レンコン入りのキーマカレーも添えられる。
「スパイシーチキンカレープレート」(中900円)。ルーとライスの量は各200g。各150gの小(800円)、各250gの大(1000円)もある。7、8種の副菜付き。ご飯はバスマティライスと朝倉産米をブレンド。
[スパイスカレー ボックス!]福岡県福岡市中央区大名1-4-36 コーポシャルム1階 / 090-9572-0771 / 11:30~15:00(※売り切れ次第終了) / 月曜~金曜、日曜休み
待望の2号店「クボカリー 大名店」
行列ができる人気店が大名に進出。メニューは本店同様、チキン、とり軟骨ネギ炙りキーマ、サンバルの3種盛りのクボカリープレートが柱だ。
「クボカリープレート」(1080円)は、本店とは違い、チキンカリーには丸鶏でとったスープ、鶏モモ肉を使用する。
[クボカリー 大名店]福岡県福岡市中央区大名1-4-23 ロワールマンション大名1階 / 092-732-3630 / 11:00~20:00(LO) / 水曜休み
九州ウォーカー編集部