沖縄県内でも有数の大規模なまつりとして知られる浦添市の一大イベント「第42回浦添てだこまつり」が、前夜祭の「ひぃ~や~祭々(さっさい)」と合わせ10月18日(金)~20日(日)の3日間、ANA SPORTS PARK 浦添(メインステージ)、屋富祖大通り(前夜祭)、牧港漁港(ハーリー大会)などで行われる。
まつりの名前でもある「てだこ」とは「太陽の子」という意味。その昔、浦添で活躍した英祖王(えいそおう)の神号「英祖日子(えそのてだこ)」に由来しており、1978(昭和53)年から続く県内でも有数の大規模なまつりだ。
19日(土)は浦添市文化協会による各種芸能のほか、てだこレディ(ミス浦添)の発表をはじめイベントが盛りだくさん。最大の見せ場は、19時30分頃から始まる「浦添三大王統まつり」(太鼓カーニバル)で、地元浦添の太鼓芸能集団・鼓衆若太陽(ちじんしゅうわかてぃーだ)が中心となり、総勢1000名が浦添の三つの王統(舜天王統、英祖王統、察度王統)の歴史を、舞や太鼓で表現する。
20日(日)には、ハーリー大会(小型船の手漕ぎ競漕)、浦添市内の各青年会によるエイサー、市民によるてだこ演舞まつりが開かれるなど見どころ満載。さらにゲストコンサートは、沖縄を代表するロックバンド「ORANGE RANGE」をメインゲストに迎え、「第60回 日本レコード大賞 新人賞」を受賞したガールズグループ「Chuning Candy」や海とお肉をこよなく愛するバラエティソング集団「島ばななーず」といった豪華な顔ぶれがそろう。
締めくくりは市民総出のカチャーシー(手踊り)と花火。「浦添てだこまつり」に出かけて、まつりに染まる浦添の街を満喫しよう。
ウォーカープラス編集部