九州屈指の歓楽街・中洲をはじめ、ジャンルを問わず粋な店が立ち並ぶ福岡市春吉エリア。お酒と一緒に楽しみたい中華酒場を厳選してご紹介。
クセになる唐揚げはリピーター多数「中華料理 桃園」
台湾人の初代が創業して65年、テイクアウトがメインの店。多い日で100箱出る人気の唐揚げは、皮はカリッと、身はジューシー、塩胡椒のみの味付けで、華味鳥本来の旨味を堪能できる。
[中華料理 桃園(とうえん)]福岡市博多区中洲3-4-5 多門ビル1階 / 092-291-7921 / 17:00〜翌3:00(LO2:00) / 日曜休み(月曜が祝日の場合月曜休み)
ゴマが香る豪快担々麺が魅力「博多うまかもん 一すじ 中洲店」
親鶏のガラやもみじからとるダシをベースに、たっぷりのゴマで仕上げるクリーミーな担々麺が看板。度数の高い酒を使い着火して出す「炎の担々麺」は、炎の美しさと焦げの香ばしさが楽しめる一品。
[博多うまかもん 一(ひと)すじ 中洲店]福岡市博多区中洲4-1-31 ヤエスビル1 1階 / 092-263-1042 / 18:00~翌3:00、金曜・土曜は~翌4:00 / 日曜休み(月曜が祝日の場合月曜休み)
辛さの中に潜む旨味に陶酔する「四川料理 長楽」
来日30年の孫 佩平(はいへい)さんが腕を振るうのは、漢原花椒など本場から仕入れる香辛料を駆使して現地の辛さと旨味を再現する四川料理。一品料理に加え、麻婆豆腐定食(900円)など定食類も充実している。
[四川料理 長楽]福岡市中央区春吉3-22-12 今村ビル1階 / 092-751-5367 / 18:00〜翌3:00 / 不定休
中華とビートルズを愛してやまない店「紅蓉軒」
ビートルズを愛してやまない店主・下田浩一さんの思いが詰まった店。父である先代の味を引き継ぎ、地元の人たちに愛されている。夜は満席になることが多いため、予約していくのがベター。
[紅蓉軒(こうようけん)]福岡市中央区春吉2-12-16 / 092-761-1080 / 11:30〜15:00(LO14:45)、17:00〜20:00 / 月曜、第3日曜休み
台湾のトレンドを知る店主の店「台湾餐廳 有樂」
食材や調味料の買い付けのため年に数回台湾を訪れ、食の流行りもチェックしているオーナーの関 宗正さん。そこで得た情報をもとに新メニューを開発することも。台湾の貴重な酒もそろえている。
[台湾餐廳 有樂(タイワンツァンティンゆうらく)]福岡市中央区西中洲1-18 関ビル1階 / 092-725-1333 / 18:00〜23:00(LO)、日曜・祝日17:00〜22:00(LO) / 月曜休み
本場の味と雰囲気、まるで小さな中国「中華料理 金鼎」
重慶出身の料理長・周 露さんが作る本場そのままの四川料理がメインとあって、日本在住の中国人にも愛される店。痺れるような辛さが自慢の四川料理だが、料理はすべて辛さの調整ができる。
[中華料理 金鼎(きんてい)]福岡市博多区下川端町1-339 / 092-262-0566 / 11:00〜14:30、18:00〜22:30(LO22:00) / 日曜休み
九州ウォーカー編集部