「あなたの見たいスポーツの未来とは?」パナソニックが“学生参加型”コンテスト開催

東京ウォーカー(全国版)

東京2020オリンピック・パラリンピックの開催期間に合わせて、パナソニックは“学生参加型”のアイデアコンテストを開催中だ(11月15日まで)。

障がいの壁を乗り越えて挑戦する重本沙絵(パラアスリート選手)


同社は、国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会の協力を得て、オリンピック・パラリンピック開催予定の4カ国(日本・中国・仏国・米国)の学生を対象に、アイデア募集コンペティション「SPORTS CHANGE MAKERS」を開催している。

募集するのは、パナソニックのオリンピック・パラリンピックカテゴリーである映像・音響技術を使って、既存のスポーツの価値や魅力を拡張させるアイデア。

例えば、ボルダリングの壁に岩壁などの映像を投影したり、卓球を行う際、プロジェクションマッピングのシステムなどを掛け合わせて、エンターテインメント的に観客がボールの動きを追えるようにしたり…(※公式WEBサイトにて参考動画を配信中)。スポーツを拡張させるアイデアなら、アスリートの体験、観戦の方法、観客とアスリートの関係…どれを拡張しても良いという。テクノロジーの力を使って、“自分の見たいスポーツの未来”を描けば良いのだ。

第1回のテーマは“GOING BEYOND BARRIERS”。性別、年齢、国境、時間、障がいの有無など、あらゆる固定観念やバリアを超え、オリンピックとパラリンピックのスポーツのさらなる価値や魅力を生み出す新しいアイデアを応募しよう。集まったアイデアは、「課題/問題意識に対しての新規性・革新性」や「社会課題との結びつき」、「アイデアの創造性」などで審査され、最終まで勝ち抜いたチームは、東京2020パラリンピック開会式及び、同大会1競技の観戦に招待される他、東京2020大会の次に夏季大会が開催されるオリンピック・パラリンピック関係団体(IOC・IPC・パリ2024組織委員会)に対して、将来大会への採用に向けたプレゼンテーションを行える権利が提供される。

なお、WEBサイトの募集告知動画には、「SPORTS CHANGE MAKERS」の募集テーマ“GOING BEYOND BARRIERS”を象徴する、障がいの有無や男女などのさまざまな壁を乗り越えて挑戦する人々を起用。各人の夢を織り交ぜ、“壁を越える”意義を伝えながら、募集を呼び掛ける内容に仕上がっている。

Raira

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