2019年春にリニューアルした福岡市の大橋駅。新しい施設や店舗が駅周辺に増える一方で、老舗も健在。少し足をのばして井尻駅周辺も合わせて、食べ歩いてみよう。
日本人がハマる中華料理がズラリ「チャイニーズキッチン CHINA」
アットホームな雰囲気で気軽に中華を楽しめるとあり、常連客も多い。定番中華を種類豊富に用意しながら、どれも日本人好みのクセの少ない味に仕上げているのが人気の秘訣だ。
人気の「担々麺」(730円)は、生ゴマを炒ってするので香り豊か。醤油ベースのスープが特徴的だ。
「麻婆豆腐」(880円)も山椒とラー油が効いた自慢の一品。白飯にかけて食べよう。
[チャイニーズキッチン CHINA]福岡県福岡市南区大橋1-25-17 / 092-511-4303 / 11:30~15:00、17:30~22:00 / 不定休
学生の胃袋を満たすボリューム中華「功福」
創業から20年以上愛される中華食堂。リーズナブルでボリューミーな料理が人気を博し、地元の学生も多く足を運ぶ。看板メニューの「トマト丼」と「スーラータン麺」を求めて県外から訪れる人も。
「トマト丼」(650円)は、ふわふわの炒り卵に炒めたトマトと鶏ベースのとろみあんがマッチ。
「スーラータン麺」(750円)もおすすめで、平麺とコクのある黒酢の酸味が食欲をそそる。
[功福(こうふく)]福岡県福岡市南区大橋2-14-16 / 092-557-3888 / 11:30~15:30、16:30~22:30 / 火曜休み
癒しの空間で本場の味を堪能「中国菜酒茶家 張(Zhang/ザン)]
中国出身の張 海旺(かいおう)さんが腕を振るう。中国から仕入れる調味料と火力を生かした調理法で本場の味を意識。品数豊富なコースやカフェのような空間演出により、ゆっくり食事できるのも魅力だ。
「ランチコース」(1200円)のエビチリは、辛味・甘味・酸味のバランスが絶妙。ランチコースのメインはエビチリのほか、黒酢酢豚、八宝菜、麻婆豆腐から選べる。
[中国菜酒茶家 張(Zhang/ザン)]福岡県福岡市南区大橋1-23-25 サンアートビル1階 / 092-552-1616 / 11:30~15:00(LO14:30)、18:00~22:00(LO21:30) / 日曜、第3月曜休み
骨身を惜しまずに作る究極の餃子「博多骨折り餃子 貴月」
福岡県内に3店舗、兵庫県に1店舗を展開する。看板メニューの餃子は国産の素材にこだわり、職人の手で一つ一つ手包みする。大葉、カレー、梅などバラエティ豊かなラインナップにも注目。
「博多骨折り餃子」(390円)は、中から肉汁があふれ、タレをつけずとも旨い。(※写真は2人前)
[博多骨折り餃子 貴月(たかつき)]福岡県福岡市南区大橋1-23-12 / 092-408-9246 / 17:00~翌1:00(LO24:30) / 月曜休み
呑みの締めでも楽しめる伝統的な長浜ラーメン「長浜ラーメン 花園亭」
先代から店名を継ぎ20年、店主の黒岩靖二さんが1人で切り盛りする。名物はもちろん長浜ラーメン。豚骨を約10時間かけて炊くスープは濃厚でコクがたっぷり。極細麺との相性も抜群だ。
「ラーメン」(500円)は、大きめに刻んだネギと自家製のチャーシューが存在感を放つ一杯。
[長浜ラーメン 花園亭(かえんてい)]福岡県福岡市南区井尻3-11-15 / 092-575-0050 / 11:30~24:30 / 日曜休み
【料金の表記について】当記事に掲載している価格は、2019年9月時点の消費税8%込みのものです。消費税率の改定や店舗などの都合により、各種料金が変更されている場合があります。
九州ウォーカー編集部