スヌーピーファンの聖地とも言えるスヌーピーミュージアムが2019年12月14日(土)にオープンすることが決定。六本木から南町田グランベリーパークに移転し、敷地面積約2倍の広さになって生まれかわる。
アメリカ・カリフォルニア州にあるシュルツ美術館の、世界で唯一の公式サテライト(分館)として、同館が所蔵する原作コミック「PEANUTS(ピーナッツ)」の貴重な原画を展示するほか、作者のチャールズ・M・シュルツ氏に関するコーナーをはじめ、スヌーピーやチャーリー・ブラウンなど、“ピーナッツ・ギャング”たちをダイナミックな展示で紹介する。
スヌーピーミュージアムでは、本家のシュルツ美術館と同じく、いつでもスヌーピーに会える充実した常設展示を新設。大きな4面スクリーンで展開されるオープニングシアターに続いて、シュルツ氏の生涯や、作画のテクニックなどを紹介するほか、チャーリー・ブラウンをはじめとするピーナッツの仲間たちのコーナーや、ヴィンテージグッズを組み合わせた展示を行う。
さらに、全長約8メートルの巨大な「スリーピング・スヌーピー」が出迎える圧巻のスヌーピー・ルームなど、ボリュームたっぷりの展示が続く。
企画展は、2019年12月14日(土)から2020年6月28日(日)の期間「ビーグル・スカウトがやってきた!」を実施。シュルツ美術館から借用した貴重な原画で構成される企画展は、半年ごとに内容を変えて行っていく。
第1弾は、隊長役のスヌーピーがウッドストックたちを従え、野山を駆け巡るビーグル・スカウト。その誕生のエピソードに始まり、おいしいマシュマロの焼き方や、テントでの生活、厳しい自然の中での心得や、リーダーの憂鬱など、個性豊かなメンバーたちが繰り広げるキュートな世界が楽しめる。
また、併設される「BROWN’S STORE(ブラウンズストア)」には、世界でここにしかないグッズが並ぶ。赤いパーカーを着たオープン記念限定バージョンの「スヌーピーM」(5000円)、「ウッドストックM」(4000円)も登場し、待ちに待った開館に花を添える。
機能的でタイムレスなデザインが人気のアウトドアブランド「フェールラーベン」や、アメリカ製にこだわったバッグブランド「ジュライナイン」といった、人気ブランドとのコラボレーションアイテムも登場。
職人の手で一つひとつ作られた張り子の置物「ドッグディッシュ(セット)」(3500円)、「オープン記念ファーロン」(2000円)は、温かみを感じる優しい和紙の風合いが魅力となっている。
ミュージアムに隣接するアネックス(パークライフ棟)には、「PEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)」が、2019年11月13日(水)に先行オープン。
豊富なメニューに加え、ピーナッツ・ギャングたちの“ポットラックピクニック”(持ち寄りピクニック)をイメージしたバスケットプレートなど、緑豊かな環境にぴったりのメニューもそろう。テイクアウトのピクニックボックスを持って、目の前の公園でのランチ、なんていうのもいいかも。また、カフェはミュージアムのチケットなしで利用できるのもうれしい。
さらに、常設のワークショップルームが設けられることも、新しく生まれかわるスヌーピーミュージアムの魅力のひとつ。ぬいぐるみ、トートバッグ、キャンドル、和菓子など、さまざまなプログラムが予定されているので、ぜひトライしてみて。
開館日には、「開館記念スペシャル Paige Braddockに学ぶ、ピーナッツキャラクターの描き方」と題したワークショップを開催。シュルツ・スタジオのクリエイティブ責任者であり、自らも漫画家でもあるペイジ・ブラドック氏を講師に招いての特別講座となっている。
2019年12月30日(月)までは、スヌーピーのキャンドルが作れるワークショップも開催。粘土のように柔らかい、カラフルなワックスシートを使ってスヌーピーのキャンドルを作りあげていく。クリスマスグッズとして部屋に飾るのもOK。※12月14日(土)は15時30分~、17時30分~の2回のみ。12月14日(土)、15日(日)は抽選
新しいミュージアムでは屋外にもお楽しみが!専用のアプリをダウンロードすると、ショッピングモールや公園にあるポイントを巡って、その場所だけに登場するスヌーピーやピーナッツ・ギャングたちと写真を撮ることができるので、スヌーピーを探しながら、南町田グランベリーパーク全体を探検しよう。
(C) 2019 Peanuts Worldwide LLC
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