元祖小倉トーストも楽しめる!名古屋駅から徒歩圏内のおしゃレトロな円頓寺商店街

東海ウォーカー

名古屋駅から徒歩圏内であるにも関わらず、昭和レトロな町並みが楽しめる円頓寺(えんどうじ)商店街(名古屋市西区)。シャッターが目立つ時期もあったが、近年は新しい店も増えにぎわいを取り戻している。今回は、そんなレトロな雰囲気を守りながら、新しい試みもどんどん取り入れている円頓寺商店街の注目スポットを紹介する。

金刀比羅(こんぴら)神社では「どえりゃあ良縁だがね」など、運勢が名古屋弁で書かれたみくじ(1回100円)が引ける


円頓寺ミヤビヤプロジェクト始動!


●「アランチャ」

円頓寺商店街の新ご当地グルメミヤビヤ。トマトとデミグラスソースを使いアレンジした「チキンソーセージミヤビヤ」(880円)は、ワインによく合う / アランチャ


円頓寺商店街でぜひ食べたいのが、“ミヤビヤ”だ。ミヤビヤとは、デミグラスソースで野菜などを炒め煮し、卵を落とすのが基本のスタイル。愛知、岐阜、三重の創業100年以上の老舗洋食店数軒だけに存在し、由来も発祥も不明の謎多きメニューだ。円頓寺商店街では、そんなミヤビヤを商店街グルメとし、さまざまな店が独自のアレンジを加え提供している。

「アランチャ」では、現代&イタリア風にアレンジした「チキンソーセージミヤビヤ」(880円)が楽しめる。大きめにカットした鶏モモ肉と、ビッグサイズのソーセージがたっぷり入ったボリューム満点の一皿だ。

■アランチャ / 住所:愛知県名古屋市西区那古野1-11-10 / 電話:052-551-1676 / 時間:11:30〜14:00、17:30〜23:00 / 休み:日曜

ここでしか楽しめないグルメや体験が充実!


●「うなぎ家(か) しば福や」※福は旧字体

ウナギの白焼きを、塩+ブラックペッパーで食べる「スタミナまぶし」(4590円)。ニンニクを効かせたスタミナダレも相性抜群。最後はダシをかけてさっぱりと / うなぎ家 しば福や


「うなぎ家 しば福や」は、うな富士で15年修業した大将が焼き上げるカリカリ&フワフワな最高級ウナギ料理が堪能できる店。ブラックペッパーを効かせたひつまぶし「スタミナまぶし」(4590円)や、ひつまぶしとうな丼を1皿で楽しめる「まぶしば丼」(2970円)、「肝のアヒージョ」(1350円)など創作メニューも豊富だ。

■うなぎ家 しば福や / 住所:愛知県名古屋市西区那古野1-23-10 / 電話:052-756-4829 / 時間:11:30~14:30(LO 14:00)、17:30~20:30(LO 20:00) / 休み:火曜、第2・4水曜

●「喫茶まつば」

昔ながらの作り方を守る、サンドイッチタイプの「小倉トースト」(380円)。甘さ控えめの小倉とマーガリンのみというシンプルさとボリューム感で世代を問わず人気 / 喫茶まつば


創業86年、名古屋で最も歴史のある喫茶店「喫茶まつば」。小倉トーストの発祥店、満つ葉の暖簾分けとして変わらぬ味を守り続け「小倉トースト」(380円)は、昔ながらのサンドイッチタイプだ。こだわりのコーヒーは鑑定士厳選の生豆を自家焙煎し丁寧にハンドドリップ。月替りで登場する珍しい品種にも注目だ。

■喫茶まつば / 住所:愛知県名古屋市西区那古野1-35-14 / 電話:052-551-0669 / 時間:8:00~18:00 / 休み:水曜

●「芒種(ぼうしゅ)」

営業中の合図は、窓の右側に吊るされたOPENの文字の形をしたパン / 芒種


商店街の東側、五条橋のすぐ近くに位置するパン店「芒種」。国内産小麦粉と自家製の発酵種を使用し、外はパリッ、中はフワフワの食感に。どんな人も安心して食べられるパンを目指し、バターや卵、乳製品をほとんど使わないレシピで作っている。

■芒種 / 住所:愛知県名古屋市西区那古野1-2-16 / 電話:052-551-8170 / 時間:10:30~18:00 ※売切れ次第終了 / 休み:火曜、水曜

●「わざもん茶屋」

「あいちトリエンナーレ2019」のメイン会場の1つにもなっている円頓寺エリア。それを記念して「お抹茶セット」(500円)には、開催期間限定の和菓子が付く / わざもん茶屋


「わざもん茶屋」は、職人手作りの工芸品を集めたセレクトショップ。併設のカフェで「お抹茶セット」(500円)なども味わえる。ちょうちんや友禅染めなど、名古屋の伝統工芸品作りを体験できるワークショップ(予約推奨)も、数多く開催している。

■わざもん茶屋 / 住所:愛知県名古屋市西区那古野1-20-34 / 電話:052-581-3233 / 時間:12:00~19:00、金土 〜22:00 / 休み:月曜(祝日の場合翌日)

●「喫茶 ニューポピー」

名物メニューでもある「ポピーのカレーライス」(918円)。隠し味はなんと、コーヒーで炊いたご飯。ほろ苦い香りが、スパイシーなルーとよく合う / 喫茶 ニューポピー


名古屋駅前で30年以上営業を続け、惜しまれつつも閉店した喫茶ポピーが、2代目マスターの手によって約10年ぶりに場所を変え「喫茶 ニューポピー」として復活!古きよき純喫茶と、気軽に立ち寄れるカフェの雰囲気を併せ持った空間が心地よい。

■喫茶 ニューポピー / 住所:愛知県名古屋市西区那古野1-36-52 / 電話:052-433-8188 / 時間:8:00~18:00(LO 17:00)、金土 ~22:00(LO 21:30) / 休み:不定休

●「NO DETAIL IS SMALL(ノー ディーテイル イズ スモール)」

ノートの紙は8種類あり、試し書きもOK。交換用リフィルも販売する / NO DETAIL IS SMALL


表紙の素材と、ノート部分の紙を自由に組み合わせ「オリジナルノート」(2376円~)が作れる「NO DETAIL IS SMALL」。豆からひく日替りの「スペシャルティコーヒー」(540円~)は、抽出方法をドリップかフレンチプレスからセレクトできる。

■NO DETAIL IS SMALL / 住所:愛知県名古屋市西区那古野1-24-2 / 電話:052-485-8467 / 時間:11:00~18:00 / 休み:火曜

※掲載している情報は、東海ウォーカー10月号(9/20発売号)のものを元にしています。消費税の変更に伴い、価格が変更している場合があります。ご了承ください

東海ウォーカー編集部

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