広島県福山市のふくやま美術館で11月17日(日)まで、「水野勝成福山入封400年記念 国宝 久能山東照宮-徳川家康と歴代将軍ゆかりの名宝」が開催されている。
徳川家康のいとこにあたる水野勝成が、1619年に初代藩主として福山に入封して400周年を記念する展覧会。久能山東照宮博物館所蔵の2200点にも上る宝物の中から、家康遺愛の品々を筆頭に、かつて江戸城内の紅葉山神庫および御具足蔵に保管されていた歴代将軍所用の甲冑、国宝1口、重要文化財10口を含む奉納刀、将軍自筆の書画などの140点を、福山城博物館、ふくやま美術館、ふくやま書道美術館の3館に分けて展観する。
担当者は「久能山東照宮で長年に渡り大切に保管されてきた名宝が一堂に会す、またとない機会です。作品1点1点に残された来歴や、甲冑・刀剣といった工芸品にみられる職人の技法などをご鑑賞ください。会期中は毎週各館でギャラリートークを行いますので、どうぞご参加ください」と来館を呼びかける。
めったに見ることができないものもあり、世代を問わず楽しめる。まだ訪れていない人はふくやま美術館に行こう。
ウォーカープラス編集部