2001年のリニューアルオープンから、今年で10周年を迎える東京宝塚劇場。現在、雪組による三井住友VISAカードミュージカル「ロミオとジュリエット」が公演中だが、3月3日(木)13:30開演の部で、ついに来場者が1000万人を達成! 記念すべき1000万人目となったのは、栃木県から来た21歳の女性。年に1度、東京宝塚劇場で観劇している宝塚ファンだ。
幸運にも1000万人目になった針谷愛美さん(21歳)は、栃木県在住の大学生。入場の瞬間、ロビーではくす玉が割られ、記念すべき瞬間が祝われると、「まさかこんなすごい事が用意されているとは思っていなかったので、驚きました!」と、突然の“幸運”に驚きつつも、喜びを語った。
また、終演後には舞台上でセレモニーも開催。夢の舞台に立った針谷さんは、「本当にうれしいです。絶対また来ます!」と、声を震わせ、喜びを表現。このセレモニーに参加した現在公演中の雪組トップ・音月桂さんは、「1500万人目を狙って東京宝塚劇場に来ようかな」と会場の笑いをとりながらも、「雪組公演で1000万人目を迎えられ、本当に感激しております。これからますますお客様に愛と感動をお伝えしていきたい」と、意気込みを語った。
ちなみに、10周年の記念イヤーである東京宝塚劇場について、お気に入りの場所を聞かれた音月さんは「ロビーですかね。普段はなかなか行けないのですが、すごくきれいなシャンデリアがあるんです。今日もまさにひな祭りですが、雛人形が飾ってあったのを見て、公演中はなかなかそういうものに触れる機会がないので(笑)、男役をしていますが、ひな祭りだと実感できました」と、女性らしい一面も垣間見られる会見となった。
三井住友VISAカードミュージカル「ロミオとジュリエット」は、3月20日(日)まで公演。明日からもまた、多くの宝塚ファンで賑わいそうだ。【東京ウォーカー】