林家いっ平が伝授!年末の“アメ横買い物術”

東京ウォーカー

たった500mの通りに、多い日には100万人もの人が押し寄せるアメ横。「オマケ」「1000円」と独特の叩(たた)き売りが繰り広げられ、年末はそれがさらに過熱する。そんなアメ横で林家いっ平師匠がぶらり年末の買い納め。寄る先々で「師匠、これ食べてみてよ」とオマケの連続。小学生のころからアメ横が遊び場で、オマケをもらう達人だった師匠に、年末の買出しに使える“オマケのコツ”を伝授してもらった。

これが、林家流アメ横遊びテッパンの3つの法則だ。

■お店の人には相談して買うこと

「食材を買う時などは、店の人に用途や人数を相談。予算などに応じて親身になって教えてくれる」

■オマケのコツは不満顔

「おちゃめに不満顔をつくり、勢いをつけておねだりをすれば、オマケ率がアップしますよ」

■試食、試飲は必ずもらう

「感想を言って店員さんと交流すれば、思わぬオマケをゲットできることもあるよ」

他にも「もっと安くして!」はNGだったり(もともと安いから!)、アメ横通りから一本入った路地には、混雑回避にも便利でクセのあるお店がたくさんある。“裏アメ横”も活用したいなど、アメ横歩きのイロハを教えてくれた。さすが、幼い頃からアメ横を遊び場としていただけのことはある。では、いっ平師匠にとってアメ横とはどのようなものなのか聞いてみた。

アメ横のココは使える!と感じるところは?

「アメ横って、輸入食品店もおおいでしょ。だからね、たとえばハワイへ旅行にいって、おみやげが足らない、なんてことになったら買いに来る、という反則技にも。マカデミアンナッツとか、輸入もんはパッケージが全部英語だからバレないんですよ(笑)」

アメ横の思い出といえば?

「スカジャンとかエアガンとか、子供のころはよく買いに来てたね。その時には必ず、アメ横名物パイナップル串を食べていたよ。今も変わらず100円で買えるのはうれしいよね。変わった部分もあるけど、人情深さとか威勢のよさとかは変わらない」

どのような遊びをしていましたか?

「小学生のころ、アメ横通りを自転車で走り抜ける遊びをした。人にぶつからずに通り抜けられた方が勝ちで、負けた方は二木の菓子をおごるんです。走り抜けられるわけないんですけどね、ひとが多すぎて。それこそ、人にぶつかってばかりでやんちゃしてました」 09年3月には、「昭和の爆笑王」こと林家三平の名を襲名するいっ平師匠。アメ横の達人のアドバイスをもとに、年末の買出しにでかけてみてはいかがだろうか?【東京ウォーカー/町田拓郎】

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