株式会社NTTドコモ関西支社(大阪市北区)で10月11日に行われた「NTTドコモ 2019-2020年 冬春新サービス・新商品発表会」。今回は5G時代を見据え、4Gの集大成とも言えるハイスペックモデルから、話題のキャッシュレスサービス「d払い」まで、注目の話題が盛りだくさんだった。
まずは新機種から。今回の冬春モデルのラインナップは、大画面・高スペックのハイスペックモデル3機種と、機能と価格のバランスが取れたスタンダードモデル2機種に加え、キッズケータイ、らくらくホン、テレビターミナルの全部で8機種。今回は特に、便利で楽しい最新機能を搭載したハイスペックモデル3機種を中心に紹介していこう。
高性能で鮮やかなディスプレイで人気のサムスンの最新機種は「Galaxy Note10+ SC-01M」。フラッグシップスマホGalaxy Noteシリーズの大型版で、6.8インチのディスプレイを搭載。その最大の特長は、なんといってもペン機能。手書きした文字を指で触るだけでテキスト化できる新機能が追加され、使い勝手も格段に向上。ジャイロセンサーや加速度センサーが内蔵されたスタイラスペン「Sペン」は文字を書くだけでなく、ジェスチャー操作でカメラの切り替えや拡大縮小などの操作も可能だ。RAMの容量はなんと12GB! これだけあれば大容量のゲームもストレスフリーで楽しめそう。
人気のXperiaも最新モデル「Xperia 5 SO-01M」を投入。幅68mmのスリムで持ちやすいボディに、21:9のシネマワイドディスプレイを搭載。映画を観るのはもちろん、2画面同時に表示するマルチウィンドウの利用も快適に。そして背面には望遠、標準、超広角のトリプルカメラを搭載。従来機でも好評だった、被写体の瞳を認識しピントを合わせる「瞳AF」も継承されているから。ミスなくキレイな写真を残すことができる。PlayStation(プレイステーション) 4用のコントローラー「DUALSHOCK 4」への対応や、ゲームシーンを動画や静止画で残したりゲーム中のバッテリー消費を抑えたりできる「ゲームハイエンサー」の搭載など、ゲーマーにうれしい機能も満載!
3機種目は注目の「AQUOS sense3」。AQUOSスマホ史上最大となる、4000mAhの電池を搭載し、省エネに優れたIGZOディスプレイにより、電池持ち1週間を実現した。さらに、液晶のAQUOSならではの、色鮮やかかつ、高精細なディスプレイでフルHDの映像を楽める。
新機種紹介の続いて行われたのが、新サービスのプレゼンテーション。NTTドコモ関西では、消費税増税に伴ったキャッシュバックサービスで、俄然注目を集めているキャッシュレス決済「d払い」の拡充や、観光やアパレル分野への進出など、快適生活をサポートするさまざまの取り組みを紹介。
キャッシュレス決済の「d払い」は、2020年2月よりパスワード認証を廃止し生体認証のみに変更。これによりパスワードを盗まれるリスクが少なくなり、より安心して利用することができるように。またテイクアウトメニューの注文やタクシーの予約などを、ミニアプリを利用して簡単に行えるサービスも拡大中。便利な上に、2020年6月までキャッシュバックもある「d払い」。まだ使ってない人は、この機会にぜひ!
京都を走る周遊型観光バス「スカイホップバス京都」の、位置情報やその周辺の観光情報をスマホで確認できる「スカイホップバス京都 位置情報つき旅ナカ観光アプリ」は、旅行者の利便向上と交通混雑の緩和を目指した観光アプリ。他にもアパレルメーカーの「アーバンリサーチ」と組み、AIによる画像自動生成技術を活用した試着体験の認証実験も行われており、これが実用化されればオンラインショッピングでも、自分に似合うかどうか、実際に試着したのと変わらないイメージをつかむことができるようになる。
岡村茂樹