東京の都立芝公園を会場に、本場ドイツにちなんだフードやドリンク、クリスマス雑貨を楽しめる「東京クリスマスマーケット2019」が12月6日(金)から開催される。
“クリスマスマーケット”とは、ドイツをはじめとしたヨーロッパ各地で中世から続く伝統的なお祭り。どの街でも中心部の広場にクリスマスのデコレーションやイルミネーションが飾られ、屋台には伝統的なお菓子やグリューワイン(ホットワイン)、雑貨などが並ぶ。仲間とグリューワインを飲み交わしながらクリスマス用の飾りやプレゼントを選ぶ、クリスマスシーズンには欠かせない風物詩だ。
「東京クリスマスマーケット2019」は2015年から日比谷公園で開催されてきた毎年好評のイベントで、昨年は12日間で約20万人の来場を記録した。今年は会場を芝公園に変更し、夜の東京タワーをバックにインスタ映え写真が撮れるスポットを設置。ほかにもドイツからやってくる高さ14メートルの木工芸品「クリスマスピラミッド」やクリスマスリースのベンチといったさまざまな仕掛けと装飾が会場を彩る。
ドイツの楽団や日本を代表するゴスペルグループ、国内外で活躍するメンバーによるオペラなどが登場するライブイベントのほか、キャンドルやスノードームを作るワークショップ、おもちゃ作りで有名なドイツのザイフェン村から300種類以上のクリスマスオーナメントや木工芸品の出品も見逃せない。もちろん飲食店も多数出店し、グリューワインやクリスマスの定番であるドイツの菓子パン「シュトーレン」とったさまざまなヨーロピアンスイーツなどにも注目だ。
入場は無料なので、恋人や家族、仲間を誘って、気軽に“聖夜”を満喫しよう。
高橋良祐