「サンスポレースクイーンAWARD2019」グランプリを獲得した川村那月さんに、お話を聞かせていただきました。
レースクイーンとして何よりもやりきったなという気持ちがいちばんでした
――「サンスポレースクイーンAWARD2019」グランプリを獲得した時の気持ちを教えて下さい。
【川村那月】レースクイーンを3年やってきまして、この「サンスポレースクイーンAWARD」が今年初めての賞だということで、絶対にグランプリを獲得したいと思っていました。これまでのレースクイーンの活動のなかでいちばんがんばりました。ファンの方への呼びかけもがんばりましたし、それにファンの方も答えてくれて、撮影会にお越しいただいたので、正直手ごたえもありました。でも何よりもやりきったなという気持ちがいちばんでした。
発表を聞いた瞬間は、とにかくうれしかったです。レースクーンの私をこれまで応援して来てくれたファンの方に恩返しできたかなっていう気持ちになれてすごく幸せでした。
――グランプリが発表された瞬間に涙を流されてましたね。どんな気持ちで泣かれたのでしょうか。
【川村那月】グランプリを獲得できたことがいちばんの理由ですが、実はもうひとつ理由があったんです。あの時はまだ発表していなかったんですけど、レースクイーンの卒業を決めていたからなんです。そのことをファンの方には言えないまま、グランプリを獲得できたので、いろいろな気持ちがこみ上げてきて涙がでてしまったんです。
スーパーGTのレースクイーンとして出場するのは、もてぎ(11月2日、3日開催の「2019 AUTOBACS SUPER GT Round8 MOTEGI GT 250km RACE」)が最後になりますね。
グランプリ獲得によって、気持ちが前向きになりました
――レースクイーンの卒業を決めた理由を教えて下さい。
【川村那月】この3年間の芸能活動がすべてレースクイーンで、この業界でいろいろなことを教えてもらって学んだので、私がレースクイーン出身者として、芸能界でモータースポーツの魅力やレースクイーンの存在をどんどん広めて行こうと思ったからです。
もちろん、レースクイーンをやりながら広報活動することもできたとは思うんですけど、自分が芸能界でもっともっと知ってもらえるよう、思い切って卒業してがんばろうと思いました。ラストチャンスだと思って行けるところまで行って、モータースポーツ業界に恩返ししたいです。
――今回のグランプリ獲得で気持ちの変化はありましたか。
【川村那月】はい。卒業も発表しましたし、このグランプリ獲得によって、気持ちが前向きになりました。
――あらためてお伺いしますが、レースクイーンの魅力について教えて下さい。
【川村那月】写真を撮られるということでファンの方と繋がるというのが、レースクイーンならではと思います。いい意味でファンの方との距離が近く、家族みたいに感じられるんです。写真を撮られることで、もっとこうしたいああしたいと自分と向き合うことが多くなりますし、どんどんキレイになっていくと思います。
レースは過酷で、雨が降ってビシャビシャになろうが、猛暑だろうが、高いヒールを履いてサーキットを走り回ってというところに、常にファンの方も一緒にいて写真を撮ってくれたりしています。
ですので、いちばんの魅力は、すばらしいファンの方に出会えたことです。
レースクイーンを卒業する前に女優の川村那月も見てもらいたい
――今後の芸能活動について教えて下さい。
【川村那月】レースクイーンをやる前は、これまでずっと舞台でダンスをしてきたんです。表現で人を喜ばせることがしたいので、今後は女優活動に力を入れたいと思っています
10月11日に、私の女優デビューとなる作品「愛なき森で叫べ」がNetflixにて公開されました。Netflixオリジナル映画で、椎名桔平さん主演の作品です。私は、セーラー服でなんと現役の高校生の「エイコ」役で出演しております。300名のオーディションのなかから選んでいただきました。私が憧れているような魅力的な女の子で、かなり重要な立場の役柄です。
かなり体当たりの演技をしていますので、レースクイーンを卒業する前の、女優の川村那月も見てもらいたいです!
ウォーカープラス/野木原晃一