夜景観光コンベンション・ビューローは、10月18日(金)に「夜景サミット2019 in 静岡」を開催。2019年度の「日本夜景遺産」新規認定授与式が行われたほか、特別企画として「富士三大夜景」の認定地が発表された。
今年で11回目となる本イベントは、夜景を観光に活用する取り組みや事例など、夜景観光に関するさまざまな情報を担当者レベルで共有し、官民一体となった地域活性化の実現を目指し開催されているもの。今年は日本夜景遺産認定地として日本平を有する静岡県静岡市にて開催された。
同イベントにて発表される「日本夜景遺産」は、夜景観光コンベンション・ビューローが日本各地に埋もれている美しい夜景を再発見・発掘し、観光資源としての夜景の存在をアピールする取り組みの一つ。
今年は、日立市かみね公園(茨城県日立市)、梶原山公園(静岡県静岡市)、鷲羽山スカイライン(岡山県倉敷市)、みはらしの丘 みたまの湯 のっぷいの館(山梨県西八代郡)、清水エスパルス ドリームプラザ 観覧車「ドリームスカイ」(静岡県静岡市)、高松港玉藻防波堤灯台(香川県高松市)、東南植物楽園 ひかりの散歩道(沖縄県沖縄市)、全国花火競技大会 大曲の花火(秋田県大曲市)の全8カ所が新規認定地として選定された。
また、今回は特別企画として富士山を取り巻く夜景を選定した「富士三大夜景」を新たに認定。新倉山浅間公園(山梨県富士吉田市)、日本平(静岡県静岡市)、江ノ島展望灯台(金沢県藤沢市)の3カ所が選ばれた。
夜景サミットではこのほか、静岡市、長崎市、江ノ島電鉄、岳南電車および一般社団法人フジパクの各担当者が夜景観光への取り組みについて発表。また、日本郵便の切手デザイナー・丸山智氏は、夜景の商品活用事例として、夜景を題材にした特殊切手シリーズを紹介した。
サミット終了後は日本平の夜景ツアーや懇親会が行われ、関係者による交流が行われた。
国分洋平