いよいよ本格的な花粉の季節が到来。花粉症対策としてマスクを着用する人が年々増えているが、食事や電話など、“マスクを外さなければいけない時”におすすめの保管アイテムとして、2010年8月に発売されたコクヨS&T株式会社の「マスクケース<防災の達人>」(997円)が注目されている。
これは、一昨年の新型インフルエンザ流行時にマスクを着用していた同社の社員たちが外したマスクの保管に困ったことがきっかけで開発された“マスクの一時保管や携帯する際に収納ができる専用ケース”。除菌スティックと柑橘系の香料スティックが付属されているため、収納するだけではなく除菌・消臭までできてしまう優れものだ。
除菌する薬剤が気体のため、ケースから漏れない形にすることに非常に苦労したというが、独自の立体折り込み構造によりマスクに直接触れずに出し入れができるので衛生的。さらに、205×60×11mmと持ち運びに便利なコンパクトサイズなのもうれしい。
「マスクの一時保管がコンパクトにできる上、ケース内で除菌・消臭ができるので清潔に保てますし、再度装着する際にも快適にご使用できます」と話すのは、開発を担当した事業戦略部の伴和典さん。これまでも「防災の達人」シリーズは発売されていたが、企業向けの商品だったため一般販売はほとんどなかったとのこと。そんな中、このマスクケースは一時品切れ状態になったほどの人気ぶりだという。
「今年もマスクが手放せない!」という人も、これを使えばいつもより快適に過ごすことができるかも。花粉症でお悩みの人はぜひ1度試してみてはいかが?【東京ウォーカー】