大作「ゲルニカ」から見るピカソ芸術 群馬県立館林美術館で「ピカソ展」開催中

東京ウォーカー(全国版)

群馬県館林市の群馬県立館林美術館で12月8日(日)まで、「ピカソ展-ゲルニカ[タピスリ]をめぐって」が開催されている。

作品を通して、ピカソの政治や社会との関わりをひもとく写真は主催者提供


スペインで生まれた世界的な画家、パブロ・ピカソが描いた大作「ゲルニカ」にスポットを当てた展覧会。本展では、「ゲルニカ」を原画としてほぼ同寸大で織られたタピスリ(タペストリー)を中心に、ピカソの絵画や版画のほか、関連作品、資料などから「ゲルニカ」にまつわる側面を紹介。作品を通して、ピカソの政治や社会との関わり、生涯情熱を注いだ闘牛をはじめ、様々な動物のモチーフにも注目する。

期間中は学芸員による作品解説会や、小説家の原田マハを招いたゲストトーク「原田マハが語る、ゲルニカ[タピスリ]」(要事前申込、抽選130人)などの関連イベントも開催する。

【写真を見る】ピカソ展のほか、「近現代の彫刻 Ⅲ」も同時開催されている写真は主催者提供


担当者は「本展は『ゲルニカ』にもとづくタピスリの作品を展示し、国内の美術館等所蔵のピカソの油彩画7点のほか、版画、陶器、タピスリ、関連写真、資料、全約110点を展示します」と詳しい展示作品について話す。

ピカソの作品を間近で見られる貴重な機会。まだ訪れていない人はぜひ群馬県立館林美術館に行こう。

ウォーカープラス編集部

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