長崎県東彼杵郡川棚町の片島魚雷発射試験場跡(片島公園内)で11月23日(土)・24日(日)の2日間、「第5回川棚片島竹灯籠まつり」が開催される。
今年で開催5回目となった本イベント。会場である片島魚雷発射試験場跡は1918年に開設され、今年で101年目を迎える戦時遺構。その会場に約5000本の竹灯籠(キャンドル数は約1万個)が並び、幻想的な世界が広がる。メインブースには長崎原爆資料館横にある献火台から分灯された「長崎誓いの火」という平和の火が灯る。戦後74年が経過し戦時遺構として現存しているその姿は、裏を返せば平和の時代が続いてきたことを証明している。
担当者は「建物が語りかける平和へのメッセージを、ぜひ感じていただきたいと思っています。平和の火のブースには献火台を設置していますので、入場の際にお渡しするキャンドルで皆さんの祈りの火を捧げてください」と献火を呼びかける。
平和な時代だからこそ、改めて考えさせられるイベント。ぜひこの機会に片島魚雷発射試験場跡を訪れよう。
ウォーカープラス編集部