宮城県仙台市のせんだい農業園芸センターみどりの杜で、12月7日(土)まで「2019せんだいわらアート~つながる・遊べる・楽しむ若林~」が開催されている。
震災復興の象徴として若林区内の被災農地からとれた稲わらを使い、恐竜などを制作する「せんだいわらアート」を今年も開催。人気のトリケラトプスをはじめ、ステゴサウルスやティラノサウルス親子、プテラノドン、ブロントサウルスといった恐竜・翼竜のほか、カンガルーなどの動物も登場する。
担当者は「東日本大震災で被災した仙台市沿岸部の農地では、農家やボランティアの頑張りのもと、再びお米や作物が収穫できるようになりました。この復興のシンボルとして制作・展示しているわらアートも開催5回目となり、今では県外の方にも見に来ていただけるようになりました。迫力あるわらアートの恐竜や動物に触れることで、子供にはわらの素朴な感触を楽しんでもらい、大人には地域の農業や復興への関心を持ってもらえたら嬉しいです」と話す。
会期中は様々な催しを企画している。まだ訪れていない人はぜひ、早めに訪れよう。
ウォーカープラス編集部