時事ネタをおしゃれに“着る”「スモールデザイン」のTシャツたち

東京ウォーカー(全国版)

その時々に起こった政治経済の“時事ネタ”を取り上げたグッズは数あれど、正直、どれも笑い先行で「ダサい…」と冷ややかな目で見ている人も多いはず。今回は、そんな人たちも思わずうなる(はず!?)、時事ネタに“ファッション性”を融合させたユーモアあふれるデザインウエアが話題の「スモールデザイン」を紹介!

スモールデザインのデザイナーである菊竹進氏は、2004年から時事ニュースを題材にしたTシャツの制作を開始。ネタとなるニュースの持つ意味はもちろん、“速効性”も重視しているとあって、ニュースを知ってから商品化するまでのスピードには常にこだわっている。尖閣沖での漁船衝突事件や国立大学でのカンニング事件といった時事ネタを、ユーモラスかつおしゃれにデザインし、自社サイトと渋谷の直営店で販売している。

特に、年の瀬に日本を騒がせた“おせち事件”をモチーフにした「残念なおせちTシャツ」(3900円~/6サイズ展開・キッズあり)は、見た目に強烈なインパクトがあったため、その日のうちにデザインを仕上げてTシャツにしてしまったとか。その“残念な感じ”を伝えるためにどういう画像を使うか、言葉を入れるかなどを検討した結果、ストレートに伝えるためにあえて1番シンプルなおせちの写真を使って完成させたという。

「世の中には、時事問題を扱ったTシャツがいろいろありますが、スピード(速報性)とファッション性では最高のクオリティーのものを作っている自信があります。“メッセージを着る”楽しさを、ぜひ体験してほしいと思います」とは、菊竹さん。ほかにも、相撲の八百長疑惑をモチーフにした「八百長くんTシャツ」や、昨年末に日本中をホッコリさせた「タイガーマスクTシャツ」(各3400円~/6サイズ展開・キッズあり)といったユニークなデザインがそろう。

ニュースが好きな人や普通のTシャツじゃ物足りない人はもちろん、友達にちょっと変わったTシャツをプレゼントしたい時にもオススメの「スモールデザイン」のTシャツ。“メッセージを着る”ことで自分を表現する楽しみを見つけてみるのも楽しそうだ。【東京ウォーカー】

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