「特別展りぼん250万りぼんっ子♥大増刊号」が 2019年10月30日～11月10日(日)まで京都髙島屋(京都市下京区)7階グランドホールにて開催中。りぼんと言えば1955年創刊、多くの少女を虜にした乙女のバイブルとも言える少女漫画雑誌。今回の展示会では、最高発行部数225万部を記録した1993年末頃に人気だった11作家の作品を紹介。10月30日に開催された内覧会の様子と見どころをレポートする。
オープニングの様子
10月30日のオープニングには、ゲストとして吉本興業の酒井藍が登場。自身も“りぼんっ子”だったという酒井。当時の思い出を聞かれると「りぼんはみんな読んでました。ふろくも持ってた。応募者全員プレゼントが画期的で、学校で『みんなどれに応募した？』って話すのが楽しみでした」と語った。
お気に入りの作品を聞かれると「ちびまる子ちゃんかな、コメディ要素も可愛さも胸キュンも詰まってて新喜劇に似てますよね」と話し、「新喜劇でやるなら、まるちゃんは自分かな。山田君か野口さんをすっちーさん、藤木君は小薮兄さん……」とキャストの構想を語った。
大人になった“りぼんっ子”たちへのコメントを聞かれると、「懐かしさもあるけど、忘れていた気持ちを思い出せる。こんなシーンあったなとか……会場をまわった後に、恋愛しているような気持ちになれました」と、りぼんを読んでいた頃の気持ちを思い出したと話した。
エントランスから大興奮
エントランスでは巨大な本棚がお出迎え。最高発行部数225万部を記録したときの表紙のフォトスポットもあるので、ぜひ撮影を。
写真もOK！ファン垂涎の美麗な原画に秘蔵アイテムも
連載当時の貴重な原画約120点のほか、本展のための描き下ろしイラストや秘蔵アイテムなども展示。ただ原画を展示するのではなく、壁面にも名シーンが施され、作品世界に浸れるようになっている。さらに会場内は一部を除き撮影OK！来場の記念にお気に入りの作品をSNSに投稿しよう。
リーヤや愛咲ルイと記念撮影も！
「赤ずきんチャチャ」に登場するリーヤのふわふわなしっぽにさわれるコーナーや、「ルナティック雑技団」のスーパーアイドル愛咲ルイと一緒に記念撮影も！
「これ持ってた！」ふろくファンルーム
ふろくファンルームでは、なつかしのふろく約150点が大集合。特設ショップには一部復刻版も販売されている。
懐かしのふろくやグッズをゲット！
特設ショップだけの利用もOK！復刻ふろくや文具など懐かしい＆可愛いグッズがたくさんそろい、初日から大行列の盛況ぶりだ。購入者限定で、日替わりの特製しおりのプレゼントも。ここからは、おなじみのリボンマークや作家の詰め合わせになったグッズをご紹介。どれも欲しくなるアイテムばかり、ここでしか手に入らないグッズの数々をぜひゲットして。
二木繁美