園児113人のお墨付き!西友が野菜離れにストップをかける料理レシピ公開

東京ウォーカー(全国版)

11月5日(火)、西友 赤羽本社にて、「子どもの野菜嫌い克服新プロジェクト発表会」が開催。子どもの80%以上が支持した“野菜料理”を発表した。

西友が野菜嫌いの子どもとその親に向けた新規プロジェクト「KIDS LOVE VEGETABLES」を開始


西友は、日本人の野菜摂取量低下を踏まえ、野菜嫌いの子どもとその親に向けた新規プロジェクト「KIDS LOVE VEGETABLES」を開始。今回の発表会は、それに伴い開催された。

昨今、ライフスタイルや食生活の変化により、日本人の1人当たりの野菜消費量は減少傾向。子どもたちの慢性的な野菜不足も懸念されている。そんななか実施する「KIDS LOVE VEGETABLES」プロジェクトでは、幼稚園児113人に西友のオリジナル野菜料理を試食してもらうことに。どの野菜料理が80%以上の児童から支持されるか検証し、今回の発表会でそのレシピを公開した。

「にんじんと胡麻の炊き込みご飯」は97%の子どもが支持


支持を集めたこれらの野菜料理は、西友全店舗でレシピカードとして配布する他、一部店舗では実際に試食することが可能。設置箱にスプーンを入れて、好きか嫌いかを投票することもできる。また、Web特設ページではレシピ動画も公開中だ。

このプロジェクトについて、同社マーケティング部 シニアダイレクターの小尾秀男氏は「(西友の自主調査によると)子どもの9割が野菜嫌いで、子どもに野菜を食べさせることを諦めてしまう親が96%もいることが分かりました。食べさせるのも苦、食べさせられるのも苦…といったなか、『野菜料理のおいしいレシピがあれば助かる』といった声もあり、ニッポンのママ・パパの困りごとを解決したいと考える西友は、独自に野菜料理を開発しました」と説明する。

【写真を見る】「にんじんと胡麻の炊き込みご飯」や「ブロッコリーボール」等、6品が開発された


料理は、すりおろしたにんじんをたっぷりいれた「にんじんと胡麻の炊き込みご飯」(97%の子どもが支持)や、刻んだブロッコリーを加えた肉団子「ブロッコリーボール」(87%の子どもが支持)など6種類で展開(検証結果では5種類が合格)。それぞれが素材を生かした料理で、野菜を食べやすく切ったり、すりおろしたりして使用した他、チーズやカレーなどを味付けに使ったところがキーポイントとなっている。

同社は「レシピの開発は要望があれば今後も続けていきたい」と、同プロジェクトの今後の展開にも意欲的だ。

Raira

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