鳥取県鳥取市の鳥取砂丘砂の美術館で、12月7日(土)から22日(日)まで「砂の美術館クリスマス特別企画3Dプロジェクションマッピング2019」が開催される。
今年は美術館内の作品「霊廟タージマハル」と「ムガル帝国 皇帝シャー・ジャハーンと王妃の愛の物語」に映像を投影し、二人の愛の物語をプロジェクションマッピングで表現する。
ムガル朝の黄金時代を築いたムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーン。その繁栄の陰には最愛の妻ムムターズ・マハルの存在があった。深く愛しあっていた二人だが、ムムターズ・マハルは病に倒れ、先立ってしまう。皇帝は深く愛妃をしのび、彼女の記憶を永遠にとどめるため霊廟タージマハルを建造した。晩年、皇帝は白く輝く霊廟を眺め、愛妃を想いながら生涯を終える。皇帝と妃の棺は霊廟の中で寄り添うように並べられ、二人の愛は永く続く。
担当者は「今年の砂の美術館特別企画である3Dプロジェクションマッピングは、南アジア編をテーマとした砂像彫刻作品に映像を投影し、二人の愛の物語を表現します。砂と光のコラボレーションとなる美しい映像をぜひご覧ください」と話す。
幻想的なプロジェクションマッピングは必見。思わずインドに行きたくなる「タージマハル」にまつわる物語を見に行こう。
ウォーカープラス編集部