毎週公開されている映画の最新作。ここでは注目作をピックアップして、あらすじや見どころを紹介!気になったら、家族や恋人、友達と映画館に足を運んで、大きなスクリーンで作品を楽しんで。
『ブラック校則』
「男女は1メートル以上離れる」「下着は白のみ着用可」「授業中のトイレは男子1分、女子3分以内」…など、世の中にはびこるたくさんの“ブラック校則”。そんなルールに、いま2人の高校生が立ち上がる!佐藤勝利(Sexy Zone)、髙橋海人(King & Prince)、モトーラ世理奈、箭内夢菜が出演。映画公開に先駆けてスタートしたHuluのドラマと、どちらから見ても楽しめる新しい青春ストーリーとなっている。
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(R15+)
公開4日間で興行収入5億円突破し、2000年以降のホラー作として、最大のオープニング記録を樹立した本作。スティーヴン・キングの傑作小説が原作となった『IT/イット』から2年を経て、遂に完結編『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が公開された。27年ぶりに集う落ちこぼれの子どもたち7人は、恐怖の「それ(IT)」とどう対峙するのか!?怖がりにはオススメしないが、青春映画的な要素もあるので『スタンド・バイ・ミー』や『グーニーズ』が好きな人は、前作と合わせて観てみてほしい。
『閉鎖病棟―それぞれの朝―』(PG-12)
珠玉の人間ドラマを生み出してきた帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)の山本周五郎賞受賞作『閉鎖病棟』(新潮文庫刊)が、『愛を乞うひと』『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸監督・脚本により映画化。主演は国民的落語家・笑福亭鶴瓶で、死刑囚でありながら、刑の執行が失敗し今は精神科病棟にいる秀丸役を演じる。共演は綾野剛、小松菜奈。現代に一石を投じるヒューマンドラマに仕上がっている。
平井あゆみ