Twitter利用者ならば一度は見かけたことがあるであろうファニーなアイコン・通称「五味アイコン」。バンド「LOSTAGE」のボーカル/ベース五味岳久氏の描いたかわいい似顔絵が、いとうせいこう氏、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏、横山健氏など数多くの有名アーティストや文化人らのTwitterアイコンとして使用され話題となっている。五味氏がこれまで描いた似顔絵は現在200枚以上。今回、その似顔絵が個展となって福岡PARCOに登場(3/30~4/10)。アイコンの中にあなたがフォローしている人の似顔絵があるかも。是非チェックしてみて。
【サイン会のため会場を訪れていたLOSTAGE五味岳久氏にインタビュー】
―五味アイコンのきっかけは?
「ツイッターを始めた頃に自分で描いたアイコンを使っていたら、とぼけた感じのイラストだったからか何をつぶやいてもふざけているようにしかみえないらしく知人から『ズルイ』と言われて(笑)。そのうち『描いてほしい』と頼まれるようになりました」
―何を使って描いているの?
「ボクは『はてなダイアリー』でブログを書いているんですが、そこのお絵かき機能を使って描いてます。『こんな機能があるんだー』とたまたま使いはじめました(笑)」
―似顔絵を描くときに苦労することは?
「やっぱり女性を描くときは気を遣いますね。あと描きやすいのは顔に特徴がある人ですね。たとえば眼鏡をかけているとか。ミュージシャンはキャラが確立されているので描きやすい方が多いです」
―五味アイコンを描きはじめて何か変化は?
「アイコンがきっかけで知り合いになったり、興味を持っていただいた方が沢山います。イベントにも誘ってもらえるようになったり。最近ではジャケットの絵を依頼されたり。アイコンは初期の頃に比べてテクニックがついてきましたね。『ここには影つけとこう』みたいな(笑)」
―最後にひとこと
「今回ボクが描いたアイコンは有名人だけでなく、ボクの友人だったり、裏方の人を顔も描いています。バンドマンはステージに立つけれど、普段スポットがあたらない裏方の人たちがいてボクらがライブや全国で公演できるっていうことを感じてくれたら嬉しいです」