野性爆弾・川島主演『ミステイクン』舞台あいさつに“大明神”降臨!

東京ウォーカー(全国版)

3月26日、「第3回沖縄国際映画祭」にて上映作品『ミステイクン』のシアターレッドカーペット&舞台あいさつが行われ、伊藤隆行監督、今井豪プロデューサー、主演の野性爆弾・川島邦裕、ロッシー、はんにゃ・金田哲の5人が登場した。

『ミステイクン』は、川島の身に次々と怪奇現象が巻き起こる、テレビ東京制作のコメディーホラー。「なんか気持ち悪いねん、この部屋…」とカメラを回す川島の身に次々と怪奇現象が起こるという、Laugh部門史上初となる“恐怖むき出し”の作品だ。

レッドカーペット後のフォトセッションで見どころを聞かれた伊藤監督は、「まず、Laugh部門でホラーを出してるとこが“ミステイクン”です」とひと笑い。続けて「普段『やりすぎコージー』という番組をやっているんですが、川島さんを大画面、大音響で出すということがテレビ的にはNGなんです。それができたということが見どころ」と話したかと思いきや、「野性爆弾さんは、テレビより映画に向いていると思うので、ハリウッドを目指されたらどうかなと。いや本当に」と真面目にコメント。それを聞いていた川島は、「さっきロッシーがしゃべってた時にずっと吐きそうなってたやん!」と照れ隠しのようにツッこみ、周囲を笑わせていた。

また、映画初主演の感想を聞かれた川島は、「お話をいただいた時に非常にうれしくて感極まったというか。ただ、現場に入った瞬間に、(自分もずっとカメラで撮影していて)主演なんかカメラマンなんかよう分からんくなって。どっちかっていったら(演技よりも)カメラの使い方で叱られることが多くて、一体私は何をしてるんだと。すごい『?』の多い、良い映画です。どうも、朝早くからお疲れさまです」と無理やり(?)まとめていた。

続いて、5人はシアター1で行われた舞台あいさつに登壇。川島の「こんちゃ!」のひと言で観客は大爆笑。続けて「大変な時期ですけど、なんせあんまり人の役に立ったことがない人間なんで、チャリティーに参加できて、人の役に立てたなと思います。はい。映画も…よろしくお願いします」と話すと、会場からは笑いと共に大きな拍手が起こった。

次にあいさつに立ったはんにゃ・金田が、自分の立ち位置から1番遠いマイクを選んで立つと観客は大ウケ。「今回の作品は本当にアドリブ満載で。ホラーですよね、これは」と話すと、後ろで聞いていたメンバー全員がため息をつき、「ポスターはあんなにポップなのに」(川島)、「終わった…」(伊藤監督)と落胆。その様子を見て、「オレ、禁止用語言っちゃいました?」と慌てる金田は、「後ろからすごい『残波』(泡盛)のにおいがします。酒くさい! すごく、くさいです!」と話題を変えて、煙に巻いていた。

最後に、司会から「映画を観るお客さんにメッセージを!」と促され、マイクを持った野性爆弾・川島は、作品のアピールそっちのけで“スペースかりそめ大明神”を披露! 最後の最後まで笑いの絶えない舞台あいさつとなった。【東京ウォーカー】

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