YouTuberとしても活躍されている楠ろあさん。舞台『君は嘘と知らない』(12月18日~12月22日上演)に女優として出演し、『FASHION LEADERS』(2020年1月5日開催)と『TGCしずおか』(1月11日開催)にもファッションモデルとして出演する、ライブ配信アプリ「17 Live」でイチナナライバーとしてもおなじみの楠ろあさんにインタビューしました。
日常的にYouTubeのネタを探しています
――楠ろあさんはYouTuberとしても活躍されていますよね。
【楠ろあ】はい。YouTuberとしての活動がいちばん多いです。週に2回は更新しています。日常的にネタを探していて、この瞬間がおもしろいなと思ったら覚えておくようにしています。
――ファッションのお仕事について教えて下さい。これまでもファッションイベントにはよく出演されていますよね。
【楠ろあ】関西コレクションさんや、3月のTGCさん(東京ガールズコレクション)には出演させていただきました。ランウェイを歩くのは楽しくてあんまり緊張しないです。たぶんだと思いますが、ランウェイを歩き出すときは右足からだったと思います。いつもこけないようにと思って歩いていますが、ランウェイはあっという間に終わっちゃいますね。
――この秋冬のファッションで注目しているアイテムはありますか。
【楠ろあ】最近、あんまり女の子らしいものを着なくなりました。結構、メンズとかも多いです。ロングパンツとかロングスカートとかを履いてゆるい感じのファッションですね。レポパード柄は買いました。たまに柄×柄で合わせたりもしています。23歳になったので年齢に合ったものや、骨格に合うものを選ぶようになりました。
――骨格ですか!?
【楠ろあ】骨格診断がいま流行っているじゃないですか! ストレートタイプとか自分の骨格を気にして服を選ぶようになりました。でも実は自分の骨格がいまいちわかってないかもしれません(笑)。
肩幅が広い方ですので肩にボリュームがあり過ぎる服は着ないとか、ゆるい服のときは袖の長めのものを選ぶようにするとかしてますね。
――好きな色を教えてもらえますか。
【楠ろあ】水色が好きです。最近は緑が好きで、服も着るようになりました。ちょっと前まで、髪のカラーも緑を入れてました。
――最近のメイクはどんな感じですか。
【楠ろあ】マスカラをしなくなったりだとか、コンシーラーをやめたりとか、すごいナチュラルになりました。服装がゆるい感じになったので、顔を派手にすると目立っちゃうので、服に合わせてメイクを抑えるようになりました。
お芝居はアドリブが出てきたりするのもおもしろいですよね
――次に、出演する舞台のお話を聞かせて下さい。本番が近づいていますが、舞台『君は嘘と知らない』ではどんな役を演じるのでしょうか。
【楠ろあ】まじめなヒロインとヤンキーのようなぐれた男の子の話がメインなんですけど、私が演じるのはまじめなヒロインです。本番に向けて髪もまじめな感じにどんどん変えていこうかなと思っています。
――どんなふうに役作りしようと思っていますか。
【楠ろあ】声のトーンとかも自分で調整してまじめで静かな感じにしようかと思っています。この前出演した舞台では、結構ぶっ飛んだ役を演じさせていただきました。精神的に崩壊しているような役で泣き叫んだりしていました。ふっきりやすくて楽だったかもしれません。でも今回はまじめな役なので、ふだんの私とは違っていて難しいかもしれませんのでがんばって演じようと思います。
――舞台の魅力は何だと思いますか。
【楠ろあ】生のお芝居はやっぱり迫力がありますよね。アドリブが出てきたりするのもおもしろいです。誰かがミスしたりすると、誰かがまたそれをフォローしてというのがあったりとかもしますよね。結構リピーターさんも多いので、何回も見ているうちにどんどんよくなって来ているのを感じてもらえたりするのもいいですよね。
――演じるときには切り替えが簡単にできるほうですか。
【楠ろあ】時と場合によります。前回の舞台では日によってバラバラで、役に入りきるのが難しかったんですよね。本番で泣き喚かなくてはいけないのに、みんなが仲良すぎてそれまでの休憩時間がすごい楽しい時間を過ごしていたので、隅のほうでひとりでパーカーのフードを被って、嫌なことをむちゃくちゃ思い出してみたいなことをしたりしてました。
――今後はどんなお仕事をしたいですか。
【楠ろあ】モデル、女優、アイドル、バンドといろんなお仕事をやってきたのですが、声優のお仕事はやったことがなくて、とても興味があります。あとは、歌って踊れるアイドルはもう一度やりたいです。YouTubeをやっていますが、ファンの方には会えないので、アイドルとしてファンの方にも会いたいです。私はみんなと会うのが好きなタイプなので、「会える現場」はアイドルだなって思います。ファンの方に喜んでもらえるのがいちばんうれしいです。
撮影=槇野翔太
ウォーカープラス/野木原晃一