11月17日に東京国際フォーラムにて、NMB48を卒業する太田夢莉さんがソロコンサート~Daydream~を開催。
NMB48 22nd最新シングルでセンターを務めている『初恋至上主義』、ソロ曲『Acting tough』、『虹の作り方』ほか25曲(アンコール、ダブルアンコール含む)を披露した。
太田夢莉さんは、「これまでずっとソロコンをやることが目標だったので、やっと達成して夢を見ているよう。そのことをタイトルにして“Daydream”としました。また、名前の“夢”も入っているタイトルです」と語った。
また、昼公演でセットリストを公表しないで欲しいとファンのみなさんにお願いしたらみなさんが守ってくれたことが、これまでのアイドル活動のなかでファンとの信頼関係が築けたと感じられたのがうれしかった」と感謝の気持ちを述べた。
セットリストに関しては、いろんな太田夢莉さんを見せられるような内容になっているとのこと。
『僕らのユリイカ』ほか5曲を生バンドで熱唱、また、NMB48 チームNの大田莉央奈さん、南羽諒さんも応援に駆けつけ、太田夢莉さんとの思い出を語ったあと、3人で『君のC/W』を歌った。
「これまで、かたくなにやらないと言ってきましたが、ファンの皆さんに喜んでいただけるということでついにやりました!」という『ワルキー』を、この日のために作ったという太田夢莉さんらしい黒い衣裳で披露、会場からは大きな声援が!
また、『伝説の魚』では、真っ赤なスポーティーな衣装で登場し、ダンサーを引き連れ、スティック(太田夢莉さんは“棒”と呼んでいた)を使ったパフォーマンスで会場を魅了した。
太田夢莉さんにとっても大切な曲で自身にとっての等身大の歌詞だという、ソロ曲『Acting tough』を熱唱、会場のファンは静かに聞きいっていた。
「卒業すると歌う機会は少なくなるとは思いますけどこれからも大切にしたい曲です」と語った。
アンコールでは、「ステージに思い残すことはないと思っていたはずなんですけど、絶対ステージにまた立ちたいと思うと思います」と語り、卒業後も歌い続ける決意を見せた。さらに、「私はなかなか正直な気持ちを伝えることができなかったりするんですけど、今日は寂しいなと思うのが素直な気持ちだったので、つい寂しいと言ってしまいました」と今の思いを会場のファンに伝えたあと、『初恋至上主義』を歌い上げた。
このまま終わるかと思いきや、会場からは太田夢莉さんを待つダブルアンコールがなり止まず、太田夢莉さんは再びステージに登場。会場のファンに、何を歌って欲しいかリクエストを聞いて、『虹の作り方』を涙ぐみなから熱唱した。「ソロコンが実現できたことを思うと、エモエモです!」と語ってソロコンは幕を閉じた。
11月25日には神戸ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)にて卒業コンサートを、11月30日にはNMB48劇場で卒業公演に出演する。
ウォーカープラス/野木原晃一