元レスリング選手の吉田沙保里さんが11月19日(火)、旅行コミュニティプラットフォームの Airbnb(エアビーアンドビー)の記者発表に出席。トークショーの中で「フィギュアスケートをやってみたい」と明かす場面があった。
会見の中で、今後Airbnbがオリンピアンが自身の競技経験を生かして一般の人と交流、トレーニングをするなどといった新たなサービス「オリンピアンによる体験カテゴリ」を展開することが発表された。Airbnb Japan代表取締役田邉康之氏と吉田沙保里さんのトークショーが行われ、アスリートのセカンドキャリアについても言及。吉田沙保里さんは、「後輩も、アスリートはセカンドキャリアをどうしたらいいか悩んでいる」と現状を憂慮した。
オリンピック選手に何を教えてもらいたいか、という質問に吉田さんは「フィギュアスケートをやってみたい。くるくる回れたらカッコいい。滑るのは気持ちいいだろうな。浅田真央ちゃんとか専門の方に教わってみたい」と意外な一面を明かした。また、「男性の方は特に、(私に)投げられたいという方が多いんですよね」と自身のコミュニケーション体験を語り、会場の笑いを誘った。
Airbnbは18日、2020年~2028年までIOC(国際オリンピック委員会)と「TOPパートナー契約」を締結。東京2020大会を機に、2030年までに訪日旅行者数を6000万人まで目指すという、国の目標をサポートする取り組みを発表。「国内で民泊を始める人への支援」「民泊を活用することで、オリンピック大会期間中の宿泊施設の確保と、選択肢を提供」など今後の展開が発表された。