11月25日、兵庫「神戸 ワールド記念ホール」にて、NMB48太田夢莉さんの卒業コンサート『I wanna keep loving』が行われた。
NMB48 22nd最新シングルでセンターを務めている『初恋至上主義』、ソロ曲『Acting tough』、『虹の作り方』ほか31曲(アンコール含む)を披露した。
ユニットコーナーで、“信友”(あえて信じるという言葉にこだわった)である谷川愛梨さんが、モニターに映し出された、太田夢莉さんに向けて書いた手紙、「お互い『信友』。卒業のタイミングが偶然一緒だったのも、何かの運命かな~」を自身で読み上げた後、『友達』をふたりで披露。
歌いながら、太田夢莉さんも谷川愛梨さんも涙を流して(太田夢莉さんは泣いていません!と言っていた)、お互いで、「出逢ってくれてありがとう」とふたりで抱き合うシーンも。
そして、サプライズゲストとして、AKB48/STU48の岡田奈々さんが登場、「ショートカット同士ということで、この曲を選びました」という太田夢莉さんのコメント通り、ショートカットのふたりで、「ショートカットの夏」を歌った。
岡田奈々さんは、「晴れ舞台に立ててうれしいです。これからもお世話になります」と互いに言葉を交わしていた。
MCでは、加藤夕夏さんが、太田夢莉さんと3期生で同期なので、ホテルで同じ部屋になることも多くて、お風呂に一緒に入ってました」と貴重な体験を語った。
さらに、team Nの新曲『ごめん 愛せないんだ』を初披露。太田夢莉さんがteam Nのメンバーとして、最初で最後のパフォーマンスを行った。
アンコールでは、成人式風の衣装で登場。「20歳になる前にアイドルを卒業してしまいますので、成人式風の衣装を作ってもらいました」とスタッフに感謝の気持ちを述べた。
「卒業コンサートをしたいと思ったきっかけは、渡辺美優紀さんの卒業コンサートでした。卒業コンサートを見て、自分もやりたいと思っていたので、こんなにたくさんの方が私を知ってくれているのがうれしい、そして皆さんが私を少しでも好きになってくれているのもうれしいです。一曲一曲を歌いながら、その事を実感してました」と語った。
「卒業を発表してから、ずっと夢を見ているような不思議な感覚が続いています。みなさんに出会えてよかったです。アイドルが嫌だ、アイドルはもう無理だと思った時に、私を応援してくれる方がいらっしゃったことに救われました。私は直接、言葉にするのは苦手ですので、だからこそ感謝の気持ちを表現できるライブとかでお返ししたいと思っていました。なかなか素直になれない私ですけど、そんな私だからいただけた曲があります。初めてのソロ曲です」と語り、ソロ曲『Acting tough』を歌った。
「最後は私のとてもとても大切な曲を今日は全員で歌わせていただきます!」と語った後に、センターを務めている、NMB48 22nd最新シングルで『初恋至上主義』をメンバー全員で歌ってライブは幕を閉じた。
メンバーがいなくなったステージのモニターには、「NMB48は私の青春で、人生で初めて無我夢中になれたことです。全ての出逢いに感謝しています。I wanna keep loving you! 太田夢莉」と書かれた直筆メッセージが映し出されていた。
そして、太田夢莉さんは10代最後の日である11月30日(12月1日が誕生日)に大阪・NMB48劇場で行われる卒業公演にてアイドル人生を終える。
<セットリスト>
① 純情U-19
②甘噛み姫
③欲望者
④努力の雫
⑤おNEWの上履き
⑥ガラスのI love you
⑦黒い天使
⑧Blue rose
⑨MARIA
⑩友達
⑪ショートカットの夏
⑫どうでもいい人仮面
⑬だらしない愛し方
⑭理不尽ボール
⑮遠距離ポスター
⑯おはようから始まる世界
⑰僕だけの君でいて欲しい
⑱儚い物語
⑲ごめん愛せないんだ
⑳背中から抱きしめて
㉑君が教えてくれた
㉒Don't look back!
㉓空から愛が降ってくる
㉔まさかシンガポール
㉕しがみついた青春
㉖BINGO!
㉗虹の作り方
EC1:Acting tough
EC2:夢は逃げない
EC3:大声ダイヤモンド
EC4:初恋至上主義
ウォーカープラス/野木原晃一