東日本大震災の直後、ドラッグストアなどで使い捨ての日用品が続々と品切れとなる現象が続発し、都内各所ではティッシュや生理用品などを“お1人様1つのみの購入”とする店がよく見かけられた。そんな中、最近注目が集まっているのが繰り返し使える“リユースグッズ”だ。代表格のエコバッグやマイ箸、マイタンブラーだけでなく、ティッシュなど、今まで使い捨てが“当たり前”になっていたものも、リユース商品として登場しているのだ。
■洗って何度も使える「ガーゼティッシュ」(10枚入り1100円~)
「ティッシュを繰り返し使う?」と一瞬耳を疑ってしまうが、これが結構機能的なのだ。鼻をかみたい時、メイクをちょっとだけ直したい時、テーブルにうっかりジュースをこぼした時など、使い方は様々。綿100%なので優しい肌触りで吸収性も高く、水に濡らしておしぼり代わりに使用しても良さそう。ハンカチとは違って薄い素材なので、1日1枚持って行くというよりは、何枚も常備しておき、“ティッシュ”として、その都度使うというもの。ついつい何枚も余分に使ってしまうティッシュも、これなら1枚1枚大事に使えるはず。
■立体型で顔にフィット! 柄もカワイイ「布マスク」(1枚525円~2000円程度。約30回程度使用可)
もともとガーゼタイプが主流だったマスクも、今では“紙素材”の、顔にフィットしやすい立体型高機能性マスクが定番に。ところが最近になって、布マスクにもじゃばら式のものや立体構造のものが登場しているのだ。「紙のマスクの方が乾燥しやすく、肌の油分も吸収しやすい」という、紙と布のマスクを比べたデータを裏付けるように、布マスクは保湿効果もあり、付け心地がソフトなのも特徴。花柄など様々な種類の柄があるので、オシャレ好きな女性にもオススメだ。
■肌ストレスも軽減! バリエも豊かな「布ナプキン」(1枚600円~2000円程度)
オーガニックコットンや竹布など、肌ストレスの少ない素材を使用しているので安心の布ナプキン。おりもの用の小さなものから多い日用の大きなものまでサイズも豊富にそろう。多くがホルダーとパットに分かれているタイプで、ホルダーに柄が描かれている。星、ボーダー、ドットなど幅広く展開しているので、その日の気分で使い分けてみては?
さらに、キッチン回りではネル生地のコーヒーフィルターや、シリコンのティーバックやラップなど、普段よく使うものがリユースグッズとして販売されている。これを機に、お気に入りを長く使うことで資源を大切にする“リユースライフ”にチャレンジしてみては? 【詳細は4月5日売りの東京ウォーカーに掲載】