朝9時から入店OK!福岡・高砂&平尾周辺のおすすめコーヒーショップ3選

九州ウォーカー

こだわりの一杯が朝9時から楽しめる、福岡市・高砂&平尾周辺のおすすめコーヒーショップを紹介。ちょっぴり早起きした朝は、美味しいコーヒーを味わって一日をスタートしよう!

ホテルのロビーでくつろぎながら至福のコーヒータイム「KAMAKIRI COFFEE」


ホテルの1階にあり、ロビーでくつろぎながらコーヒーが楽しめる。豆は「ハニー珈琲」のもので、ブラジルやエルサルバドルなどの豆を使ったシンプルにおいしいと感じる"最強のブレンド”が中心。天然酵母のカンパーニュは購入もできる。トーストとドリンクのセットは900円(税込)。

トーストとドリンクのセット(900円・税込)。カンパーニュを使ったオーブントーストはハニー(写真)、アボカド、シナモンの3種類 / KAMAKIRI COFFEE


奥は調理場兼パン工房 / KAMAKIRI COFFEE


[KAMAKIRI COFFEE]福岡市中央区高砂1-1-23 / 090-1364-3107 / 7:00〜22:00、日曜〜17:00 / 無休

美しいマシンから生まれる甘美な一杯を駅ナカで「KAMAKIRI COFFEE 平尾店」


アップル社出身で、現在糸島でコーヒーマシンを開発するダグラス・ウェバーさんが手がけるカフェの2号店。豆の個性を引き出す自身のマシンが一堂にそろい、アンテナショップとしての役割も担う。注目は近日世界初公開となるオリジナルのエスプレッソマシン。温度やボイラーを自在に操ることができ、手作りの感覚で抽出することができる。内装は「木工家具のアコーデオン」が担当。無機質なコンクリートと地元スギの粗材を組み合わせ、ラフな空間を作り上げる。

【写真を見る】定番のラテ(500円・税込)。カウンターには福岡市のマンホールの蓋を埋め込む / KAMAKIRI COFFEE 平尾店


ミクロン単位で豆の挽き目を調整できるコーヒーミル / KAMAKIRI COFFEE 平尾店


[KAMAKIRI COFFEE 平尾店]福岡市中央区平尾2-5-8 西鉄平尾駅内 / 電話番号なし / 8:00〜22:00 / 無休

オリジナリティよりも安定の味を大切に「伽楽」


1988(昭和63)年創業。福岡市南区エリアでは随一の歴史を誇る自家焙煎コーヒー専門店で、現在、初代夫婦と、甥っ子にあたる2代目の前川周三さんが切り盛りする。

店に入って、まず驚かされるのが、豆のラインナップの豊富さ。ブレンド12種類、ストレートおよそ20種類と常時32種類程度を準備し、焙煎度合いも幅広い。5年前のリニューアルでカフェスペースを新設したが、それまでは豆売り一本で営んできたというから、地域で愛され、生活に溶け込んでいることがよくわかる。

先代夫婦と、現在代表取締役を務める2代目の前川さん / 伽楽


ボンラパスの全店舗や福岡三越といった小売り店をはじめ、喫茶店や会社への卸も多い同店。1か月に約900㎏の生豆を消費するほどで、創業時からずっと焙煎を担当する初代の増田繁紀さんの熟練の技はいわずもがな。「特別なことはしませんよ。焙煎機の能力をフルに発揮できるように、しっかり整備してあげればいいんです」と話し、その言葉どおり、31年前に導入した半熱風式の3㎏釜もまだまだ現役。

今なお現役の創業時からの相棒、フジローヤル3kg釜 / 伽楽


最初から粒がそろっているなど、品質がいい生豆を仕入れることで、焙煎に注力できるようにしているのも長年培ってきた経験があってこそだ。「最初は自分ならではの個性を、と焙煎していましたが、長年やっていると、お客さんが何を求めているのかという点の方が重要になってくる。僕はそれでいいと思っているんですよ」と増田さんは笑う。

店前に置かれたロバの置物から、“ロバのコーヒー屋さん”の愛称で親しまれている / 伽楽


[伽楽(からく)]福岡市南区大楠3-26-18 / 092-531-6200 / 9:00〜18:30 / 日曜、祝日

九州ウォーカー編集部

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