仕事で遅くなった日や、飲んだあとにホッと一息ついて帰りたい。そんな時に重宝する、深夜まで営業するカフェをご紹介。今回は福岡市内の5店をピックアップ!
コーヒーを多彩に楽しもう「café KIKUYA」
中洲の国体道路沿いにあり、白壁とメタリックなカウンターが目を引くカフェ。豆は東京の「グリッチコーヒー」など3つの気鋭ロースターから仕入れ、抽出方法もエアロプレスなど4種から選べる。またコールドブリューやコーヒーを使ったカクテルも充実。コーヒーの多彩な楽しみ方がそろう店だ。
朝から深夜まで営業しているので使い勝手もいい。ベーカリー直送のパンも販売。
[café KIKUYA(キクヤ)]福岡県福岡市博多区中洲1-3-14 / 092-292-7769 / 10:30~翌3:00 / 無休
裏路地で見つけた!コーヒーとお酒のオイシイ関係「CITADEL」
「コーヒーの新たな楽しみ方を知ってもらいたい」と語る店主が、約40種ものコーヒーカクテルを考案。好みのリキュールを選べる「R-20のホットカフェラテ」(850円)など、新感覚のドリンクが自慢だ。リキュールの味を生かすため、深みを抑えたコーヒー豆を使用。「水出しアイス珈琲」(550円)など通常のコーヒーやスイーツもあり、ノーチャージのためカフェとしても利用できる。
[CITADEL(シタデル)]福岡県福岡市中央区大名1-8-40 林毛町通りビル2階 / 092-688-4190 / 17:00~翌3:00 / 月曜休み(火曜が祝日の場合火曜)
バーテンダー目線で生み出す一杯はここだけの味わい「Coniglio」
福岡市・井尻のダイニングバー「グーフォ」の姉妹店は、大名の路地裏に立つ穴場なカフェ&バー。現在は19:00からのバー営業を行っている。ホッとひと息つける空間に、コーヒー+ケーキなど、シンプルなメニュー展開。蒸気圧が強いエスプレッソマシン「スピリット」で淹れるコーヒーは濃厚な味わいが特徴だ。
[Coniglio(コニーリョ)]福岡県福岡市中央区大名1-2-28-104 / 092-753-7207 / カフェ11:00~19:00(LO18:45)、バー19:00~翌5:00 / 木曜休み
サイフォンとパンケーキが出合うまで「SHIROUZU COFFEE ROASTER 警固店」
白水 和寿(しろうず かずとし)さんのコーヒーの原点は、アパレル業界で働いていた時に毎日飲んでいた缶コーヒー。飲みながら話をする時間が何より好きだった。やがて老舗喫茶「珈琲舎のだ」の扉をたたく。店の“看板コーヒー”として提供するサイフォン式も、修業店での抽出方法を踏襲。2012年、1号店となる港店を開き、その3年後に警固店を開店。同じ年に自家焙煎を始めた。
今や、気鋭のアーティストKEN氏のグラフィックが壁を彩り、パンケーキがおいしい店として女性の支持を集めるおしゃれな店の代表格。ビターチョコレートのような味わいのミナトブレンドとプレーンパンケーキのセット(980円・税込)は、温度帯の違う鉄板を移動させながら焼いたふんわりとしたパンケーキとコーヒーがよく合う。
[SHIROUZU COFFEE ROASTER 警固店]福岡県福岡市中央区警固2-15-10 / 092-753-7714 / 8:00〜24:00 / 年末年始休み
名門で良質なコーヒーを気軽に味わう「美松コーヒー本店」
ルーツは1946(昭和21)年開業の喫茶店。4年後には福岡では草分けとなる自家焙煎を始めた。そんな“名門”の3代目として生まれた雲田将央(くもたまさふみ)さんは、20代のころコーヒーのメッカ・神戸に本社を置く、日本有数のコーヒー商社で修業。大量かつ膨大な数の豆に携わり、焙煎とカッピングの技術を磨いた。
豆の仕入れは商社時代の繋がりで、ロット(生豆の量の単位)ごとにサンプルを送ってもらい、それをカッピングして気に入ったものだけを仕入れる。店頭ではカフェラテに15種類のフレーバーシロップを無料でトッピングできるなど、コーヒーを気軽に楽しめるサービスも充実。「ガレットランチ」(1000円・税込)をはじめ、コーヒーが付く(ラテ変更は+100円・税込)約14種類のランチも人気だ。
[美松(みまつ)コーヒー本店]福岡県福岡市東区香椎駅前1-14-19 / 092-410-2393 / 日曜~木曜10:00~24:00、金曜・土曜~翌3:00 / 不定休
九州ウォーカー編集部