紫外線90%カット! ユニクロから“UVカットTシャツ”初登場

東京ウォーカー(全国版)

4月13日(水)、ユニクロは2011年の春夏コレクションとして、紫外線を90%カットするウェア「着るUVカット」シリーズを発表。カーディガンやシャツなど、“紫外線を90%カットする”着心地の良い女性用ウェアを、バラエティ豊かに26型そろえたが、中でもTシャツ&パーカは、UVカット商品として初登場となる。

ユニクロは昨年夏、資生堂「アネッサ」との共同キャンペーンとして、UVカット商品を販売したが、短期間でほぼ完売。「紫外線対策をしたい」という“女性の潜在需要”があることを確認し、今回は「東レ」と共同で、カーディガン・シャツ・Tシャツ・パーカ・帽子・ストールなど全26型の「着るUVカット」コレクションを開発した。同コレクションは、生産工程で紫外線を遮断する素材を加え、吸収したり散乱させたりすることで、紫外線を90%カットするが可能。「UVカット素材を使用すると、従来はゴワゴワしてしまうということがありましたが、今回は生産工程を工夫し、風合いや生地の柔らかさや、軽さを失わないようにしました」と同社広報は話す。

中でも、UVカット機能のある商品としては初登場となるTシャツ&パーカは、希少価値が高いというプレミアムコットンを使用することで、肌触りと発色の良さを保持したのも特徴。Tシャツは鮮やかな赤やブルーなど、最大16色で展開、パーカは10色で展開と、シンプルながらも、毎日のコーディネートに役立つラインナップとなっている。ちなみに、価格帯は1000円~2990円。すでに1月から、一部の商品をWEBでも取り扱っているそうだが、今後は全世界のユニクロ店舗でも取り扱い、随時ラインナップを増やしていくそうだ。

「今後も“UVカット商品”のような機能的なウェアなど、コア商品を増産し、営業活動を行っていくことが復興の支援につながると思う」と、東日本大震災と絡めて思いをコメントしたユニクロ。「着るUVカット」コレクションでは、昨年の約6倍となる 2200万枚を販売目標に掲げているが、ファッションにこだわる女性たちの評価は得られるか。今後の動向に注目が集まる。【東京ウォーカー】

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